武蔵野の森総合スポーツプラザ(東京都調布市西町290-11)で「京王電鉄 presents Wリーグプレーオフ2024-25」ファイナル第5戦が行われ、リーグ2連覇を目指す富士通レッドウェーブと悲願の初優勝に挑むデンソーアイリスが対戦した。富士通75-60デンソー のスコアで富士通が勝利し2年連続3回目のリーグ優勝に輝いた。
トップ写真は、表彰される富士通レッドウェーブのメンバー。撮影=斉藤豊(神奈川県バスケットボール協会)
プレーオフMVPには富士通の町田瑠唯(#10)が選ばれ、ブレーオフベスト5には、赤木里帆(#9・富士通)、町田瑠唯(#10・富士通)、宮澤夕貴(#52・富士通)、馬瓜エブリン(#0・デンソー)、高田真希(#8・デンソー)が選出された。
今季より3戦先勝方式で行われたファイナル。ゲーム1(4月5日)=○富士通63-49デンソー、ゲーム2(4月6日)=富士通67-69デンソー○、ゲーム3(4月12日)=富士通53-76デンソー○、ゲーム4(4月13日)=○富士通64-35デンソーと2勝2敗となり、ゲーム5が最終決戦となった。
富士通は町田、赤木里帆(#9)、内尾聡菜(#25)、宮澤、ジョシュア ンフォン ノボン テミトペ(#8)の陣容。対するデンソーは川井麻衣(#4)、高橋未来(#7)、赤穂ひまわり(#88)、馬瓜エブリン(#0)、高田の布陣で優勝へ挑んだ。
第1Q(クォーター)中盤、町田、赤木、林咲希(#7)、内尾による加点でリズムができ8点差をつけて優位に立つも、木村亜美、赤穂、高田がゴールを揺らし 富士通20-18デンソー の2点差で第2Qへ。
第2Qに入り、富士通のディフェンスがより強固になり、自らは18得点を稼ぎつつデンソーを9点に抑え 富士通38-27デンソー と点差を広げた。
後半(第3Q)に入り富士通は長打も決まり得点差を広げるもクォーター後半にはデンソーの反撃を受け点差を8点まで追い上げれた。最終クォーターに入ると富士通の攻撃にリズムができ11得点を連続して加点。ディフェンスエナジーも劣らず継続して点差を守り切り勝利した。
富士通は今季、「第91回皇后杯 全日本バスケットボール選手権大会」での優勝に続き2冠に輝いた。
取材=「ゼッケン」編集部・「BLENDメディアセンター」
写真②=富士通の宮澤夕貴(#52)とデンソー高田真希(#8)の闘志に満ちあふれたプレー。撮影=斉藤豊(神奈川県バスケットボール協会)
写真③=デンソーの高田真希(#8)にダブルチームをかける富士通の赤木里帆(#9)との町田瑠唯(#10)。撮影=斉藤豊(神奈川県バスケットボール協会)
写真⑤=23得点を挙げ勝利を引き寄せた赤木里帆(#9)。撮影=斉藤豊(神奈川県バスケットボール協会)