女優でグラビアタレント・紗綾(21)が3日、東京・紀伊國屋書店新宿南店で写真集『紗綾』(講談社)発売記念イベントを開いた。
白のカジュアルドレス姿で現れた紗綾。髪の毛も金髪に染まっていたが、こちらは出演舞台に合わせてだそうで、「生まれて初めて染めました」と、自身でも珍しい感じなのだとか。
紗綾デビュー10周年を記念しての作品で、裸身にも挑戦しているのが見どころだが、「いままでほかのグラビアアイドルさんと比べて私は結構ガードの高いグラビアをやってきていたので、段階踏み外してぶっこんだなという感じです。洋服を着ているカットもほとんどない。いまできる究極なことをやらせてもらったと思います」と、かなり大胆に仕上がっているよう。
撮影は下田にて6月下旬に2泊3日で決行。張り詰めた空気のなかだったそうで、「本当にシーンとしたなかで、すごく集中している雰囲気でした。レンズを通して真剣勝負している感じです」と、“戦い”にも似た雰囲気だったといい、「やるからには大胆にやろうと心に決めていった」と、決意があったそう。
それだけの思い入れがあるだけに、撮影翌日には「号泣してしまったんです」といい、「緊張がとけたのと、10年なんだと感動して、ホッとして泣きました」と、涙のワケを説明していた。
出来上がった本作へ紗綾は、「私ってこういう表情できるんだと思ったんですが、客観的に観た時はすごく恥ずかしかった。見えそうで見えないという路線を攻めているので、これもう見えてるんじゃないという写真がいっぱいあって」と、苦笑い。浮かべたが「でも、後悔はありません」と、キッパリ。
そんな苦労も実ってか、4000部もの予約が入るほどの反響があったが、「ビックリしました!0が1つ増えちゃったって、講談社内で拍手してました」と、喜ぶ姿も。
また、10年間の芸能生活を通じてつらかったことはないかと尋ねると、「デング熱が苦しかった」と、2014年9月に情報・バラエティ番組『王様のブランチ』(TBS系、土曜・午前9時30分~)のロケ中に感染したデング熱のことを即答。「たぶん死ぬまで忘れないと思いますが、もうロケで代々木公園だったので、それは乗り越えました」と、話して報道陣を沸かせていた。
写真集『紗綾』は3300円(税別)で好評発売中!