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【ソチ五輪】ジャンプ団体銅メダル竹内択、難病を告白!「あきらめないで頑張れば、思いは叶う」

 17日(日本時間:18日)に行われた「ジャンプ 男子ラージヒル団体・決勝」で銅メダルを獲得した日本チームのひとり、「ジャンプ」日本代表の竹内択選手(26=北野建設)が、競技後の記者会見で、120万人に1人がかかるといわれる血管障害の難病といわれる「チャーグ・ストラウス症候群」を患っている可能性が高いとの診断を受けていたことを明らかにした。

 竹内選手は、ワールドカップ遠征中だった今年の1月に39度もの高熱やせきが止まらなくなり緊急帰国。検査・診断の結果、「もともと、ぜんそくが2~3年ほど前に発症しまして、そのぜんそくからかかる病気になってしまって。『チャーグ・ストラウス症候群』という病気の可能性が8割ある」と、言われたという。

 竹内選手は、「死ぬかもしれないと脳裏をよぎった」と、不安な胸中を告白。それでも、「結果を残してから公表しようと思っていました」と、強い意志を持ち、「同じような病気で苦しんでいる人とかいると思いますし、僕みたいにあきらめないで頑張れば、念じていれば、思いは叶うんだということを伝えたい」との一心で、オリンピックのジャンプ台に立った。

 そして、「家族の支え、病院の人やいろんな人に助けてもらって、オリンピックの舞台に立てた。自分なりに精いっぱい飛べて、本当に、先輩たちに助けてもらって、メダル取れました。本当に感謝しかありません」と、涙を浮かべて話していました。

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