“ミキティ”の愛称で親しまれるプロフィギュアスケーター・安藤美姫氏(26)が4日、東京・京橋のイトーキ東京イノベーションセンターSYNQAで『第7回「ペアレンティングアワード」』授賞式に俳優・滝藤賢一(38)、タレント・スザンヌ(28)、元サッカー日本代表・北澤豪氏(46)、元格闘家・魔裟斗(35)と女優・矢沢心(33)夫妻が登場した。
「日本の子育てを元気に」をテーマに、『赤すぐ』(リクルート)、『妊すぐ』(同)、『nina’s』(祥伝社)、『FQ JAPAN』(アクセスインターナショナル)の育児雑誌メディアが中心となり、毎年、子育てにまつわるトレンドをヒト・コト・モノの3項目で表彰するというもの。今年はヒト部門から5組、モノ部門から20商品、コト部門から4項目の計29のアワードが決定した。安藤氏は昨年4月に女児を出産し、娘の世話をしながら産後8ヶ月で全日本選手権に出場する姿が話題となり、現役引退後は、プロフィギュアスケーターとして活動する姿が働くママから支持されていることから選ばれることとなった。
黒のワンピース姿で登場した安藤。受賞スピーチで、「私自身、出産を決心したときに、いろんな方から、マイナスの意見やプラスの意見を頂きました。母親になって1年半、アスリートと母親を両立させていきたいなという強い意思での出産でした。途中、すごく挫けそうになったり、自分がいい母親になれるのかなぁと思ったりすることがあったので、この受賞でスケーターとしても、母親としても、これからもうちょっと自信を持って生活していけるなというのを感じることができました」と、ママとして背中を後押しされた気分になったという。
同アワードにちなんで、子育てに役立っている製品を問われると、安藤氏は、「自分のスケートの用意とかあるので抱っこひもは活用しました。赤ちゃんを抱きながらでも両手が使えて自分の用意ができるんです。(娘が)生まれて1ヶ月でスケートリンクに戻ったのですが、抱っこひもをしながらスクワットしたりしていました」と、エピソードを明かし、「娘も成長が早くて、もう陸の上で今もジャンプしているんです」と、フィギュアスケーターの娘らしく育っているそうで、「ジャンプと、スピンと、スパイラルとレイバックというのを教えてないけどやります!」と、ミキティスマイル全開だった。
囲み会見で、娘のことを問われた安藤氏は「娘とは夜寝るまで、絶対一緒にいるようにしています。スケートリンクの使える時間の関係もあって、夜中の3時くらいから練習しているのですが、帰って娘の寝顔を見ると、次に日もパワーがみなぎってくるので、すごく感謝しています。スケート辞めなくてよかったなと。娘がいることも幸せに思っているので。頑張りたいと思います」と、感謝を捧げる。
自分のママとしての点数を問われると、「あんまり、自分に点数をつけないので、将来娘に聞いて、100点と言われたいですが、娘がいまはしゃべれなくて聞けないで、0点です(苦笑)」と、娘に任せるそうだが、司会がどうしてもと食い下がると、「世界を一緒に回ったりする環境が、ほかのお母さんとは特別なところがあって、そういう意味ではいろんなものを見せてあげられるという意味で、プラスして45点くらい」と、それでも意外な低い点数を挙げ、場内を沸かせていた。
囲み会見では、報道陣からシングルマザーとして頑張っている安藤氏に、「大変ですよね」と声をかけると、「私も家族の応援があったり、スケートリンクに行くと、(家族ではない)人も娘を可愛がってくれるのですごく幸せだと思います」と、しみじみ。
そこから続けて安藤氏は、「父親のことは複雑なのであれですけど。いるんですけど、いないみたいな感じで(苦笑)。私の方が(父親より)過ごしている時間は長いので、父親の面というのも与えながら、2役でやっていかないといけないというのはあって、そばに居てくれる人が、絶対に!絶対に!いいなというのは感じています」と、大事なことのようで2度強調してコメント。
娘の存在には、「本当にスケート靴が重くて履けないくらいからの現役復帰で、泣きたい時期はあったんですけど、泣けないんです。娘が笑ってくれているから、笑顔でいるというのが娘の幸せだし、しゃべれないけれど、感じるものというのは赤ちゃんのときからあると思うんで、気をつけながらやっています」と、心の支えになっているそう。
その娘について、将来はどうかと問われると、「娘が(フィギュアスケートを)やりたいと言えばぜひ。私がここまでやってきたのでやってほしい。でも、娘の人生なので、娘が壁にぶつかっても悔いなく生きていければ、スケートじゃなくても」と、抱負を述べていた。
また、先月、スペインの男子フィギュアスケーターのハビエル・フェルナンデス選手と交際宣言をしていた安藤氏だが、そのことを問われると、「きょうは聞かれると思って覚悟はしていたんです(苦笑)。本当の父親のことは、やはり娘の人生ですので、公表する必要はないと思っています。いまの彼も、私に娘がいるとかのいろんな状況を踏まえて、何もしていない状況ですけど、『結果がうまく行けばいいね』というお付き合いはさせて頂いている。すごくいろんなことを思ってくれるので」と、コメントしていた。
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○ヒト部門
ママ部門・スザンヌ
パパ部門・滝藤賢一
スポーツ部門・安藤美姫氏
スポーツ部門・北澤豪氏
カップル部門・魔娑斗&矢沢心
○モノ部門
『ケイジェイシー』WOWCUP
『タカタ』タカタ04ネオSF
『レカロ』RECARO Easylife
『Baby’s Journey』バスハンモックチェアー
『アップリカ』ココネルシリーズ
『アップリカ』コランハグ
『アクアクララ』アクアトラスト
『yoomi』ユーミー
『aden+anais(R)』モスリンコットンスリーピングバッグ
『コンビ』ネルームシリーズ
『コンビ』サット フィット 4ウェイ
『クロックスtm』クロックスライツ ガスト ブーツPS
『MARLMARL』dolceシリーズ
『Bright Starts(TM)』Having a Ballスリーインワン・ステップ&ライド・ライオン
『ファルスカ』ベッドインベッド フレックス
『takagi』みず工房
『ウタマロ』ウタマロ石けん
『ラングスジャパン』ラングス キネ ティックサンド
『エルゴベビー』360ベビーキャリア
『ベッタ』ベッタ ブーケビブ
○コト部門
『イクボス』
『スタイリッシュ パパコンテスト』
『ベビーカーマーク』
『子ども・子育て支援新制度(すくすくジャパン!)』