「ジャンプ女子」日本代表の高梨沙羅選手（17=クラレ）が、11日（日本時間：12日）行われた「ジャンプ 女子ノーマルヒル個人・決勝」に登場し、4位入賞を果たした。
Ｗ杯で昨季総合優勝。男子の葛西紀明を抜き、日本選手最多の通算17勝をあげる。ライバル視されているサラ・ヘンドリクソン選手（アメリカ）との“沙羅ＶＳサラ対決”と、注目度が高かった。
高梨選手の1本目。力強いジャンプではあったが、思ったほど伸びず100メートルで、124.1点。トップと3メートル、2.7点差と、十分逆転可能な位置につける。期待の2本目も力強くいつもと変わらないように見えたが、98.5メートル、118.9点。2本合計243.0点で4位。
サラ・ヘンドリクソン（アメリカ）は、1本目が、94メートルのジャンプで112.4点。2本目は、K点は越えたが、91.5メートル、105.2点。2本合計217.6点で21位に沈んだ。
伊藤有希選手（19=土屋ホーム）は、1本目が、97.5メートルで117.4点。2本目は、101.0メートルで、124.4点。2本合計241.8点で７位。
山田優梨菜選手（17=長野・白馬高）は1本目が、78.0メートルで51.2点。2本目は64.5メートルで64.5点。2本の合計115.7点で30位。
1位 カリーナ・フォクト選手（ドイツ）247.4（103メートル、97.5メートル）
2位 ダニエラ・イラシュコ・シュトルツ選手（オーストリア）246.2（98.5メートル、104.5メートル）
3位 コリン・マテル選手（フランス）245.2（99.5メートル、97.5メートル）
4位 高梨沙羅選手（日本）243.0（100.0メートル、98.5メートル）
21位 サラ・ヘンドリクソン選手（アメリカ）217.6（94.0メートル、91.5メートル）
