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スノーボード平野歩夢、銀メダル!平岡卓選手、銅メダル!10代が日本初のメダル

 メダル候補といわれている「スノーボード」日本代表の平野歩夢選手(15=バートン)と平岡卓選手(18=フッド)が、11日に行われた「スノーボード 男子ハーフパイプ・決勝」(ローザ・フートル・エクストリームパーク)に登場し、日本に今大会初のメダルをもたらしたばかりか、日本スノーボード界に初のメダルをたらし、平野選手は、史上最年少のメダリストとなった。

 世界が認めるメダル候補というだけあり、予選を92.25で通過。金メダルのライバルとなる「王者」ショーン・ホワイト(アメリカ)も平野選手以上の95.75を出して予選トップの点数。そこに、平岡卓選手(18=フッド)が平野選手と同じ92.25を出す。これで、10代のダブル表彰台の期待が大きかっただけに、それが現実となった。

 平岡選手の1本目。快調にエアを決めていったが、キャブからのダブルコークテンの着地でしりもち。1本目は45.50だった。10位。

 平野選手の1本目。高いエアで、着地にも余裕を持って次々にエアを決めていく。しかし、ナイン(900)のあと、着地を乱し体勢を崩すが、うまく立て直し、最後はダブルコークテンを決める。90.75で暫定トップに立つ。

 ホワイト選手の1本目。ダブルコークテン、ダブルコークテンをくりだすが、2本目のダブルコークテンの時に着地に失敗。さらに、最後の大技の時に、着地でデッキに乗り上げるミスで35.00。11位。

 平岡選手の2本目。ナイン(900)、テン(1080)、キャブのダブルコークテンとフロントダブルコークテンを2発決めて92.25。

 平野選手の2本目。高さに加え、リップ・トゥ・リップのきれいさ。テン(1080)、ナイン(900)、ダブルコークテンを決め、93.50。

 ホワイト選手の2本目は大技を繰り出すも着地が乱れ、90.25と伸びなかった。

 ユーリ・ポドラドチコフ選手(スイス) キャブダブルコーク1440(4回転)を決め、94.75で暫定トップに立った。

 1位 ユーリ・ポドラドチコフ選手(スイス) 94.75
 2位 平野歩夢選手(日本) 93.50
 3位 平岡卓(日本)92.25
 4位 ショーン・ホワイト選手(アメリカ)90.25

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