「女子モーグル」日本代表の星野純子（24=リステル）と村田愛里咲（23=福岡・行学学園教員）が、8日行われた「フリースタイル 女子モーグル・予選2回目」（ロザ・フトル・エクストリーム・パーク）に登場。
1回目の予選で突破できなかった19人が2回目の予選に挑む。上位10人が突破し、4時間後（現地時間：8日午後10時～／日本時間：9日午前3時～）に行われる準決勝に出場する。星野選手、村田選手の日本人選手2人も上村愛子に続いて、予選突破してほしいところ。
13年世界選手権のデュアルモーグル5位の村田選手は、8番目で登場。
第一エアはフルツイストをきれいに決める。着地点が見えていて余裕のエアで、次のターンの準備ができていたため、ミドルセクションもスピードが落ちず、テンポのよく攻める滑り。第二エアのバックフリップも元トランポリン選手というだけあり、空中姿勢もキレイに決める。タイムは32秒65で19.38。
14年1月のＷ杯第6戦で3位。初の表彰台で代表に滑り込んで日本代表をゲットした“シンデレラ・ガール”の星野選手は14番目で登場。
第一エアはヘリコプターを大きく決めるも、ミドルセクションで、こぶに弾かれた。何とか体制を立て直すが、やはり一度乱れた姿勢は回復せず、コースをずれる。第二エアを大きなバックフリップで決めるも、点数は9.62で10位以内には入らなかった。
なお、伊藤みき選手（26=北野建設）は、6日行われた予選直前の公式練習で、昨年12月に右膝靭帯（じんたい）を再び、痛めたため棄権した。
