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【ソチ五輪】「14分」に開会式!雪の結晶が「五輪」へのはずが「四輪」のハプニング!

 『第22回冬季ソチオリンピック』(以下、ソチオリンピック又はソチ五輪)が7日、午後8時14分(日本時間:8日午前1時14分)よりロシアのソチ市に建設されたフィシトオリンピックスタジアムで開会式を行い開幕した。

 ロシアでのオリンピックは旧ソ連時代の1980年の夏にモスクワ大会が行われて以来で、冬季大会は初開催。史上最多の87ヶ国・地域から約2900人が参加する。

 カウントダウンとともに午後8時14分(日本時間:8日午前1時14分)にスタート。時間が「14分」なのは、2014年にかけてのこと。

 テーマは、「ロシアの夢」。時空を超えて旅する主人公の少女ルボフ(ロシア語で「愛」の意)ちゃんの目を透してロシアの歴史や文化を表現していく。バレエダンサーやボリショイサーカスなど、総勢3000人が参加するショータイム。

 キリル文字の一文字ずつから人物や文化を紹介する映像で始まる。33文字全て終わると会場の内と外で花火が上がる。

 ルボフちゃんがフィールドに降りてきて、凧を上げると凧とともに少女も一緒に上空へ舞い上がる。眼下に、ウラル山脈、カムチャッカの火山、農村の伝統的な風景 バイカル湖、北極圏の村など、広大なロシアを象徴する7つの風景が島になって右から左に流れていく。

 続いて、180を超える民族衣装を着た人々が登場し、雪が降る。上空に巨大な雪の結晶をした電飾が現れる。それが形を変えて五輪のマークへ・・・となるはずだったが1輪咲かず、「五輪」でなく「四輪」になるハプニング。

 会場がざわつく中、プーチン大統領が登場し、どよめきが歓声に変わる。IOCのバッハ会長と握手を交わしロシア国歌の斉唱へ。会場は赤、青、白のロシア国旗カラーのライトとともに、赤、青、白の電飾を身につけた240人が登場し波打つように上下に移動するパフォーマンスで、ロシアを印象づける中、国旗が掲揚される。

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