ミュージカル『テニスの王子様』青学vs四天宝寺(演出・脚色:上島雪夫)の東京凱旋公開ゲネプロが7日、東京・後楽園TOKYO DOME CITY HALLで行われた。
通称『テニミュ』と呼ばれるこの作品は『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載された同名の作品を舞台化したもので2003年の初演から10周年を迎える。また俳優の城田優、声優の宮野真守など多くの俳優を輩出していることもあり、若手俳優の登龍門ともいわれている。
今回は“青学”こと、東京代表・青春学園中等部と大阪代表・四天宝寺中学校との全国大会準決勝が舞台。準決勝にコマを進めた越前リョーマ(小越勇輝)ら青学は不二周助(矢田悠祐)が四天宝寺のバイブルと謳われる部長の白石蔵之介(安西慎太郎)との戦いから決戦の火蓋を切る。お笑い&オネエダブルス”を組む金色小春(福島海太)と一氏ユウジ(杉江大志)は海堂薫(木村達成)と桃城武(石渡真修)ペアを翻弄し、石田銀(山内圭輔)と河村隆(章平)はパワープレイと波動球の激闘を見せる。
“神隠し”や“才気煥発の極み”などの神業を操る千歳千里(東啓介)は財前光(佐藤流司)とともに青学テニス部々長、手塚国光(多和田秀弥)とデータマン乾貞治(稲垣成弥)と対決する。変幻自在の個性派集団、四天宝寺に勝ち抜き青学は決勝戦の切符を手に入れることができるのか?西のスーパールーキー遠山金太郎(松岡広大)とリョーマの対決の行方は?
舞台化不可能と思われたテニスの試合を照明と打球音、映像を用いたことにより観客席でキャストの“熱”を感じることができる。また、テニスを知らない人や初めて『テニミュ』を見た人でも試合の展開にハラハラし、実際にありえないプレーに度肝を抜かれ、チームメイトの友情に“青春”を感じることができる、まさに青春体感ミュージカルである。
公演中、東京ドームシティとのコラボイベント『テニミュmeets東京ドームシティ』が開催される。期間限定でオープンされ、コラボメニューも用意されている「テニミュCafe」やJUMP SHOP内のオンライン限定グッズなどを販売予定している「テニミュSHOP出張所」さらに東京ドームシティ内にある出演キャラクターのフォトスポットが設置されているなど、他にもテニミュを楽しめる仕掛けが隠されている。
■東京凱旋公演
2014年2月7日(金)~3月2日(日)
TOKYO DOME CITY HALL
(C)許斐 剛/集英社・NAS・新テニスの王子様プロジェクト(C)許斐 剛/集英社・テニミュ製作委員会
ミュージカル『テニスの王子様』公式HP:http://www.tennimu.com/?
テニミュ・モバイル:http://m-tenimyu.jp