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故・森田芳光監督の遺作にマツケン&瑛太「喜んでくれてるのかな」

初の共演に互いを讃え合った

 “マツケン”こと俳優・松山ケンイチ(26)と瑛太(29)が19日、東京・品川プリンスシネマで映画『僕達急行 A列車で行こう』(監督:森田芳光/配給:東映)のプレミア試写会舞台挨拶に女優・貫地谷しほり(26)、ピエール瀧(44)と登場した。

 昨年12月に61歳で亡くなった森田監督の最後の作品となった同作に松山は「一昨年に撮影が終わってやっとみなさんに観ていただけて嬉しいです。森田監督の遺作でもありますし、大事なメッセージが込められていると思います」とコメント。瑛太も「森田さん、すごく残念ですけど、喜んでくれてるのかなと思います」としんみり語った。

『僕達急行 A列車で行こう』プレミア試写会舞台挨拶
 同作は関東と九州を舞台に、鉄道という趣味を通して友情を通わせ、仕事や恋に悪戦苦闘するふたりの青年を描いたハートフル・コメディ。鉄道を愛する小町圭(松山)と小玉健太(瑛太)はふとしたきっかけで出会って意気投合。住む部屋にも鉄道が見える景色を追求する小町は、小玉が二代目を務めるコダマ鉄工所の寮に住むことになる…

 初めての共演となった作品に松山は「瑛太さんのもっている柔らかい空気感がそのまま出てる。小町と小玉が知り合って行くんですけど、僕はもっと交わっていって喧嘩したりしたかった。四国だったり東北でいろんな物語ができそうだな。森田監督と瑛太さんと何か(続編が)できたらいいなと思ってました」と感慨深く振り返った。そんな松山に瑛太も「松山くんといると優しい気持ちになれるんですよね。『自分のペースってなんだったっけ』っていうのを松山くんに教えてもらった。尊敬できます。天才だなと思いますし秀才だなと思います」とお互いに讃え合った。

 最後に電車風セットでフォトセッション。松山は「人と繋がることで人生が豊かになる映画」と語り、映画の公開を記念しJR九州で特別運行される観光列車『A列車で行こう』に「九州に行かれる方は時間があればぜひ見てください」とPR。瑛太は「本当にこの映画はあったかくて豊かな気持ちになれる映画なのでたくさんの人にみてもらいたいです」と笑顔で締めくくった。

 3月24日(土)全国ロードショー。

松山ケンイチ
瑛太
貫地谷しほり
『僕達急行 A列車で行こう』プレミア試写会舞台挨拶
『僕達急行 A列車で行こう』プレミア試写会舞台挨拶
『僕達急行 A列車で行こう』プレミア試写会舞台挨拶
『僕達急行 A列車で行こう』プレミア試写会舞台挨拶
『僕達急行 A列車で行こう』プレミア試写会舞台挨拶
『僕達急行 A列車で行こう』プレミア試写会舞台挨拶
『僕達急行 A列車で行こう』プレミア試写会舞台挨拶
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