アイドルグループ『乃木坂46』の松村沙友理（20）、生駒里奈（17）、若月佑美（18）が5日、東京千代田区の「ソニー・ミュージックレコーズ」で行われた映画『エンド・オブ・ホワイトハウス』（監督：アントワーン・フークア／配給：アスミック・エース）の公開直前6.5（水）乃木坂46独占鑑賞会＆「自分の身は自分で守れ！」講座Presented byテレンス・リーのイベントに登場した。
前代未聞の「ホワイトハウス陥落」。世界で最も安全の建物だったはずのホワイトハウスが、空と陸からのテロ攻撃により、「13分でかんらくし、15分で敵の要塞と化」してしまった。タイムリミットは7時間。人質となった大統領を救出するため、一人の男が内部への侵入に成功する。その男は、信頼できるのか。そして、大統領と世界の平和は取り戻せるのか。
映画を見た感想を生駒は、「さっき観て来まして、すごく面白い映画だなと思いました。私はけっこう銃とか出てくるようなアクション映画が大好きなので、CMで公開間近とあって、面白そうだなぁと思っていたので、今回の鑑賞会も楽しみにしていました。観てみたら、カッコいい上に何でアメリカ軍を配置しているのかとか、ホワイトハウスの中も見られるなど、いろいろと学ぶところも多かったので、すごく見応えのある映画だなと思いました」。
松村は、「この映画を通して、ホワイトハウスの内部だったり、目に触れないような部分が映っていて、今まで知らなかったことをたくさん知ることができました。本当にたくさんお勉強にもなったし、アクションがすごくカッコよくて魅入ってしまいました」。
若月は、「初めに『エンド・オブ・ホワイトハウス』というタイトルを聞いたときに、難しい話なのかなって抵抗感があったんですけど、実際に観てみたら全然そんなことなかったです。私は今18歳なんですけど、18歳の私にでもしっかりと理解できる面白い内容でした。さらにアクションだけではなくて、親子の愛だったり恋人同士の愛だったりもあって涙ぐんでしまうところがたくさんありました」。
感動したシーンについて、生駒は、「大統領の息子さんを救出するシーンがカッコ良かった」と言うと、若月は、「ホワイトハウスに突入する男性の恋人が、彼のことを心配していて、電話した時に、『帰ってくるよ、必ず。夜、デートの約束してるだろ』という台詞があるんですけど、キュンとしてしまいました。何も知らせずとも。安心させてもらえると嬉しい」と、女心を。
松村は、「女性の強さを表現している部分があるんです。人質になって、脅されても相手に屈しないで、強いとこ見せているのが同じ女性として、負けないように頑張らないといけないなぁ」と、三者三様。
ここで、専門家の元傭兵で軍事評論家のテレンス・リー氏が登場。まず映画の感想をリー氏は、「いいのを作りましたね。本当は作りたくなかったと思います。屈辱的だし、嫌でしょ。よく作ったなと感心しました」と、プロから見てもかなりリアルに描かれているようだ。
続いて、村松は、「日本でも起こりますか？」と、問うと、リー氏は、「日本人は、自分に都合悪いことは信じたくないと思う。フィクションだと思う。都市伝説だという。欧米人は、起こると思う。日本人が、信じたくないものは信じないというのが一番怖い」と、警鐘を鳴らす。
さらに、「次はどこ狙われたら危機ですか？」と、問われると、リーは、「北米の防空司令部。核ミサイル核弾頭を全部管理しているから、一足飛び。そこが一番怖いかな」と、指摘。
映画の内容に関連して、日常生活で危険が訪れた時への対処方法として、生駒が、「いきなり知らない人から攻撃された時。力がない人でもかわして逃げられる護身術」をというと、リー氏は、痴漢撃退法として、相手の中指を思いっきりひねり上げるのが効果的と伝授。リー氏の実演の後、生駒も実際にスタッフ相手に実践。一度見ただけにも関わらず、華麗に決めた。
松村は、「乃木坂46のメンバーの中にスパイがいたら、どうやって見抜けますか」と、問うと、リー氏は、「携帯のアドレスを教えない奴は危ないよね。知らない携帯持っている。バック覗いてパスポート何冊も入っているの」と、最後は笑わせる。
若月は、「これを1つだけ持っていたらサバイバル生き抜けるというものは」との問に、一瞬考えたリー氏は、「手ぬぐい。包帯にもなるし三角巾にもなる。和手ぬぐいですね」と、さまざまな用途に使える利点を強調する。
そして彼女たちは、「今後自分の身を守るにはどうしたらいいか」という問いに「ちょっとずつでも、身体を鍛えていこうと思います。イザという時に、ちゃんとした筋肉ないと逃げることも出来ないので、そういうとこは管理して行きたい」（生駒）、「私は普段トロくて足が遅いので、（映画の中で、）銃撃戦の時に、『伏せろ、伏せろ』と言われたので、逃げないですぐ伏せようと思いました」（松村）、「こういうときにはこうするべきだっていうことを、全部知っとくべきだと思いました。今は何も知らない状態なので」（若月）と、3人もと、かなり危機意識を高めていた。
“公式なライバル”でもある「AKB48にスパイを送り込むなら」と問われると、若月が、「齋藤飛鳥とか」というと、全員同意。その理由を生駒は、「可愛い、スマートなので、いろんなところに潜り込める。年も中学3年生なのでよしよしされながら、シッカリしているので、報告もできる」と、分析。肝心の何を調べてもらうのかといえば、生駒が、「推しメンの好きな食べ物を聞いてもらい、差し出して、顔覚えてもらえるようにしたいですね」と、他愛もないことだった。ちなみに生駒の推しメンは、“まゆゆ”こと渡辺麻友だそうだ。
同映画は、6月8日より絶賛公開中
なお、乃木坂46は7月3日にニューシングル『ガールズルール』（N46Div.）をリリース予定。タイトル曲では白石麻衣（20）が初のセンターポジションを務める。
