警視庁保安課は4日、男性器が写った写真集を展示会で販売したとして、わいせつ文書頒布の疑いで、シンガポール国籍の写真家レスリー・キー容疑者(41)ら3人を逮捕した。
保安課によると、写真集はキー容疑者が撮影したもので、約50ページのほとんどに男性器が写っており、わいせつ性が高いと判断。逮捕容疑は今月2日、東京・六本木で開催された写真集展示会で、男性器が写った写真集7冊を都内の男性会社員2人に販売した疑い。
展示会を主催したギャラリー運営会社役員・吉井仁実容疑者(45)、同会社員・神田裕子容疑者(27)の2人も逮捕され、3人は販売したことを認めているが、吉井、神田両容疑者はわいせつ性を否定、キー容疑者はあいまいな説明をしているという。
5日付のスポーツニッポン、デイリースポーツ、スポーツ報知、サンケイスポーツ、東京中日スポーツ各紙が報じており、キー容疑者は松任谷由実(59)、浜崎あゆみ(34)ら日本のアーティストのみならず、レディー・ガガ(26)やビヨンセ(31)ら海外アーティストたちの写真集、CDジャケット撮影を数多く手掛けている。
