ロンドンオリンピック男子体操の個人総合金メダリストの内村航平（24）が24日、都内で行われた「第24回日本ジュエリー ベストドレッサー賞」の男性部門を受賞し、表彰式に登場した。
過去1年間を通じて「最も輝いていた人」「最もジュエリーが似合う人」そして、「今後もさらにジュエリーを身につけて欲しい人」を世代別、男性部門のそれぞれに分けて、先行し表彰する。
重圧に負けずに、見事、ロンドンオリンピックで金メダルを獲得した勇気は、ジュエリーの放つ光のように力強く輝いていました。活躍が多くの宝飾業界の人に勇気を与えた。ぜひ、業界からこの賞を送りたいということで、今回の受賞とになった。
2009年に体操日本代表で作ったという特別な黒のスーツで登場した内村は、やや緊張した面持ちで、「昨年、ロンドンオリンピックで、このジュエリーに輝き負けない金メダルを持ち帰ることができました」というと、会場から割れんばかりの拍手と「よくやったー」と、歓声が起こる。
続けて、「これもみなさんの盛大なご支援・ご声援のお陰だと思っております。本当にありがとうございました。普段は練習ばかりの生活で、ジュエリーを付ける機会があまりないのですが、これを機に、ジュエリーが似合う男性になっていけたらいいなぁと思っております」と力強く宣言。
そして、「話は変わりますが、今年の9月に、2020年のオリンピックの開催地が決定したします。東京は立候補しているんですけど、僕らアスリート、JOCのみなさん、大変頑張っていますので、あとは都民の皆さんの支持率だけだと思っておりますので、見知らぬ外国人の方に東京で声をかけられましたら、『東京にオリンピックを持ってきたいか』と、質問されたら、『YES、of course（はい。もちろん）』と、言っていただけたら大変、嬉く思います」と、2020年東京オリンピック招致のPRに、より一層の熱く大きな拍手で会場が沸いた。
最後に、「2020年のオリンピックの時には、31歳で、体力には自信のない年なんですけど、東京に来たら、ぜひ、金メダルを目指して頑張っていきたいと思いますので、これからもみなさんのご支援・ご声援のほどよろしくお願いいたします」と、力強く宣言した。
表彰式後に行われた囲み取材で内村選手は、「体操以外で、なかなかこういった賞をいただけないので、本当にうれしく思います。まだ、似合ってないような気がします。普段、出かける時があれば、その時にでも付けれたらいいなぁと思います」と感激。
また、豪華な面々が勢揃いしたことに関しては「そうそうたるメンバーでビビッてました」と恐縮し、「松嶋菜々子さんは、『家政婦のミタ』を観ていたので、すごく会いたくて。すごかったです」と、その美しさに見惚れていた。
2020年オリンピック東京開催が決まれば、31歳になる内村選手だが、「次のオリンピックもまだ見えていない状況なので、とにかく今年、東京に決まれば、モチベーションを上げたまま2020年までいけると思います。次も次も次も、金メダルを目指します」と、世界一へ向けてチャレンジしていくと誓った。
【各年代の受賞者】
10代部門 川島海荷
20代部門 剛力彩芽
30代部門 松嶋菜々子
40代部門 永作博美
50代部門 高橋惠子
60代以上部門 由紀さおり
男性部門 東山紀之
特別賞 K-POPグループ『KARA』と、ロンドン五輪金メダリストの内村航平選手
