俳優・東山紀之(46)が24日、都内で行われた「第24回日本ジュエリー ベストドレッサー賞」の男性部門を受賞し、表彰式に登場した。ジャニーズ事務所所属タレントの受賞は、1990年の同賞設立以来、初となった。
過去1年間を通じて「最も輝いていた人」「最もジュエリーが似合う人」そして、「今後もさらにジュエリーを身につけて欲しい人」を世代別、男性部門のそれぞれに分けて、選考し表彰する。
『少年隊』の『仮面舞踏会』でデビュー。その後、人気ドラマ『必殺仕事人』、『源氏物語・上の巻』(TBS系、1991年12月27日)で主演を務め、映画や舞台で活躍するなど、芸能界を代表するスターとして、活躍を続ける。洗練された男の風格を持っている東山に、大人のジュエリー広めて欲しいという業界の圧倒的な支持を集めての受賞。
光沢のあるシルバースーツで登場した東山は、「大変、感激しております。選んでいただいた上に、こんなにたくさん(ジュエリーを)頂いたら罰が当たるんじゃないかと、ちょっとドキドキしております。男性のジュエリーをさらに発展していくよう私自身も頑張っていきますし、見守っていただきたいなぁと思っております。
宝石は自分と家族を守ってくれる力があると聞いたことがあります。それを信じて、これからも家族を守り、そして自分を精進し続けていきたいと思っております。本日はありがとうございました」と、表情を引き締め、第2子妊娠中の妻で女優の木村佳乃(36)と2011年11月に誕生した長女を支えていくことを誓った。
表彰式後に行われた囲み取材で東山は、「たくさんの俳優がいる中、選んでいただいたというのは光栄です」とコメント。また、木村も2011年に30代部門で同賞を受賞しているが、「それも含めてありがたいことであるなぁ。僕も彼女も応援して下さる方がいてくれるおかげで存在しているので、今後も沢山の人に応援していただいて、この賞に相応しい人間になりたいなと思います」と、静かに力強く語った。
ときどき、生活の中でつけたりしますね。ファッションに合わせたり、時と場合によっては、それ相応のものを付けないといけない年代でもありますので。(頂いたジュエリーは)ドラゴンのものが多かったですね。ボクは午年なんですけど。でも、昇り龍ですからね。アリがたいということも含めて大切にして行きたいと思います」、ユーモアを交えて感謝の言葉を述べた。
授賞式ではジュエリーをあしらったピンを贈呈された東山は、「(ピンを)付けていくなら結婚式ですかね」と語ると、事務所の後輩の結婚式にと問われ、「それも、もしあったら」と言うと、「(事務所に結婚のことは)あんまり言うなって言われてるんで、難しいところなので」と、苦笑い。
【各年代の受賞者】
10代部門 川島海荷
20代部門 剛力彩芽
30代部門 松嶋菜々子
40代部門 永作博美
50代部門 高橋惠子
60代以上部門 由紀さおり
男性部門 東山紀之
特別賞 K-POPグループ『KARA』と、ロンドン五輪金メダリストの内村航平選手