ロックバンド『氣志團』が19日、都内で行われた株式会社ロデオパチスロ機『魁!!男塾～天挑五輪大武會編～』発表展示会に登場し、ライブを行った。
宮下あきら氏原作で、『週刊少年ジャンプ』(集英社)で1985年から1991年にかけて連載され、剣桃太郎を主人公とした硬派なバトル漫画で人気を博した『魁!!男塾』が、パチスロ化。これまでアニメ化、実写映画化され、バラエティー番組『アメトーーク！』(テレビ朝日系、木曜・午後11時15分～)でも、『魁!!男塾芸人』が放送されるなど、いまでも根強い人気を誇っている。
場内に赤い照明が照らされ、『COMPLEX』の「BE MY BABY」が鳴り響く中、メンバーそれぞれが自身のカラーのつなぎを着た『氣志團』が登場！ まずは、全員がサイリウムを両手に「SUPER BOY FRIEND」を披露し、ボーカルの綾小路翔が「我々が『EXILE』と仲がいい『氣志團』です！」と挨拶して、報道陣を笑わせた。
さらに綾小路は、来年から店頭に並ぶことになっている同機について、「今世紀最大に中毒性の高い作品となっております。お父様、お母様や我々世代の方たちは、このゲームにハマりすぎて、子供たちを車の中に置き去りにしてしまう可能性が非常に高いので、ぜひとも店舗のほうには託児所のほうをお願いします」と注意を促し、「お店から出た瞬間、全員が男塾の塾生のような気分で、メンチを切り合う可能性がありますので、トラブルにならないようお気をつけください」と、ガチバトルの防止も呼びかけた。
続いて、綾小路と早乙女光がボーカル、西園寺瞳と星グランマニエがギター、休養中の白鳥雪之丞に変わり代役がドラム(※フォトセッションには本人が登場)、白鳥松竹梅がベースと、本来のパートを担当し、「今年も紅白出場は逃したけど、このステージが紅白歌合戦だと思っております」と前置きし、04年、05年のNHK紅白歌合戦でも歌った「One Night Carnival」をパフォーマンス。綾小路は「04年、05年の紅白より上手に歌えました」と笑いも入れつつ、「試打スタートです！」とアナウンスした。
その後のフォトセッションと囲みでは、メンバー全員おなじみの学ラン姿で再登場。実際に試打したという綾小路は、男塾名物の儀式から『天挑五輪大武會』の熱戦まで忠実に再現した同機について、「自分たちは小学生の頃から『魁!!男塾』の大ファンで、なかでも『天挑五輪大武會』というのは、一番我々の身も心も熱くさせたシリーズ。いまだに画面を見ても、淤凛葡繻十六闘神(オリンポスじゅうろくとうしん)や狼髏館(ろうろうかん)とか思い出す」と、マニアックなコメントも飛び出す。
それでも「大豪院邪鬼っていう身長12メートルぐらいあるキャラがいて、身長180センチぐらいある男たちが3～4人で、邪鬼が飲むビール(※正しくは一升瓶)をかついでいたんですよ(笑)。漫画界最強で、もしかしたら『北斗の拳』のラオウでも勝てないかもしれない」と、綾小路の男塾トークは止まらず、好きなキャラ、ベストバウトについて聞かれ、「富樫(源次)・虎丸(龍次)コンビですね。それ以上に好きなのが、松尾(鯛雄)・田沢(慎一郎)コンビ」と3枚目路線を挙げ、「ベストバウトじゃないけど、江田島平八塾長は、宇宙まで飛ばされたのに帰ってきたり、度肝を抜かれた。あと、名前忘れちゃったんですけど、Ｊに16人全員やられたチームがいて、一番感動しましたね」と答えた。
話題が、かつて『氣志團』も出場した紅白歌合戦へと移行し、初出場する『ゴールデンボンバー』については、「応援してますね。一昨年に対バンして以来、プライベートでも仲の良い友達なので。今年の『氣志團万博』にも出演してくださったので」とエールを。
紅白に出場した先輩としてアドバイスを求められ、「先日、直接お伝えしたのは、毎年出続けてほしいので、『やるなと言われたことはやるな』と。そして、『やるなと言われてなくてもやるな』」とメッセージを送り、報道陣も爆笑！ 続けて、綾小路は「僕も最初に紅白に出たとき、直前に『FRIDAY』に載りましたから。女性関係と黒い交際にはとにかく気をつけなさい。演出に関しては、きっちりとプロデューサーさんと話し合って、ステキな2013年を迎えられるように頑張ってほしい」と、後輩を激励。
また、かつて『氣志團』でバックダンサーを務め、歌手・浜崎あゆみ(34)の新恋人と報道されている内山麿我(28)について質問が飛び、綾小路は「まだ彼も10代で、あの頃は生意気だったですね」と毒づく場面もあったが、「その後、あゆちゃんの現場に行ってからは、わざわざ僕らのところに挨拶にも来てくれたので、応援してました。お二人の関係のことはニュースで見ただけですけど、とにかく世界中が幸せであればいい」と、祝福していた。
