『第63回NHK紅白歌合戦』出場歌手発表会見が26日、東京・渋谷のNHKで開かれ名古屋・栄を拠点に活動する人気アイドルグループ『SKE48』の出場が発表された。
『SKE48』は人気アイドルグループ『AKB48』初の姉妹グループとして2008年7月に結成。それから4年間の活動を通し、姉妹グループではない単独で人気が全国区にまでなるほどに成長している。
会見では、出演者紹介前に全出演者50組中、初出場となる12組であることがアナウンスされることに。そして壇上を覆っていた白い布がアンベールされ10組の出演者とともに『SKE48』選抜メンバー16人の姿がそこにあった。
“じゅりな”松井珠理奈（15、チームS）から、「いままでAKB48さんと一緒に出演させていただいたことはあるんですけども、やっぱりSKE48として単独で出演したいという夢があったので、それがかなって嬉しいです」と、笑みを見せる。
出演決定の第一報を聞いたときのことについてじゅりなは、「さっき、みんなで集まっているところに秋元（康）先生が来てくださって、『決まったよ』と聞きました。サプライズだったので嬉しかったですね。名古屋を背負ってSKEらしく頑張れたら」と、抱負を絡めて話した。
報道陣から「AKB48に対抗意識はありますか？」との質問が飛ぶと、じゅりなは「SKE48はいままでずっと、AKB48さんと一緒に48グループとして出させて、いただいていたんで、姉妹グループで一番最初にできたSKE48が紅白に出場させて頂けるということで、いまみんな気合が入っているので、その気合だけで、AKB48さんを超えられたらという気持ちでいっぱいです。紅白歌合戦初出場というフレッシュさで頑張っていけたらいいなと思います」と、初出場歌手らしいコメント。
さらに、報道陣からじゅりなと“れな”松井玲奈（21、チームS）に「AKB48も兼任されていますけど、AKBでも出演されるんですか？」との質問には、じゅりなが「まだ未定ですね。何も聞いていないので…」というと、れなもうなずきつつ、「SKEは48グループとしてAKBさんに出させていただいているので、私たちはSKEとして出ることになったら、今回はAKBさんと一緒に出る枠がなくなってしまって出演時間が減るという不安もあります。なので、SKE全員AKBとしても出つつ、SKEとして単独で出るというおいしい思いをできればと考えています」と、“一石二鳥”構想を明かし笑いを誘っていた。
また、じゅりなに「ダジャレで今のお気持ちを」との声がかけられると、「紅白のときは、赤と白の靴下でこう履く（紅白）」と、見せたが場内の反応は『ゴールデンボンバー』の樽美酒研二（31）以外、場内はいまいちな反応で、恥ずかしそうにするじゅりなに笑いが巻き起こっていた。
■『第63回NHK紅白歌合戦』出場歌手
【紅組】
aiko（11）
絢香（6）
いきものがかり（5）
石川さゆり（35）
AKB48（5）
SKE48（初）
きゃりーぱみゅぱみゅ（初）
香西かおり（16）
倖田來未（8）
伍代夏子（19）
坂本冬美（24）
天童よしみ（17）
中島美嘉（9）
西野カナ（3）
Perfume（5）
浜崎あゆみ（14）
藤あや子（18）
プリンセス プリンセス（初）
水樹奈々（4）
水森かおり（10）
ももいろクローバーZ（初）
YUI（初）
YUKI（初）
由紀さおり（13）
和田アキ子（36）
【白組】
嵐（4）
五木ひろし（42）
HY（2）
EXILE（8）
NYC（4）
関ジャニ∞（初）
北島三郎（49）
郷ひろみ（25）
ゴールデンボンバー（初）
コブクロ（7）
斉藤和義（初）
三代目 J Soul Brothers（初）
SMAP（20）
舘ひろし（2）
TOKIO（19）
徳永英明（7）
AAA（3）
ナオト・インティライミ（初）
氷川きよし（13）
FUNKY MONKEY BABYS（4）
福山雅治（5）
細川たかし（36）
ポルノグラフィティ（11）
美輪明宏（初）
森進一（45）
