『第63回NHK紅白歌合戦』出場歌手発表会見が26日、東京・渋谷のNHKで開かれ人気アイドルグループ『関ジャニ∞』の初出場が発表された。
全員関西圏出身で2004年8月にデビュー。これまでの道のりは決して順風だったわけではなく、デビュー当時は約1000人収容のホーム・大阪松竹座がガラガラだったりと苦労を重ねつつ、じわじわとその人気を伸ばし、全国区のスターダムにのし上がってきたグループだ。
それだけに、村上信五（30）は「僕らも初めてで急にこんな大舞台にまさか、参加させていただけるとは思いませんでした」と、喜びもひとしお。
服装も白の上着に黒のシャツで統一し、紅白常連な感じを醸し出しているが、「ナオト（インティライミ）さんから『もう出てたんじゃなかったっけ』とおっしゃってくださったんですが、滅相もない話なんです」と、恐縮気味で、「今年は8周年で関ジャニ∞にかけてツアーなどで1年過ごさせていただいて、まあこれはありがたい話、紅白で1年締めれたら、綺麗な形はないよねとメンバーで話していたんです」と、振り返る村上。
そのため、「おこがましい話ですけど、12月31日の夜公演のところだけは空けておいて、入らんかったらしゃーないな、入ったらめっけもんやという気持ちでツアースタッフのみなさんと話していたんです」とも。
紅白歌合戦出場を伝えられた時のことについて、村上は、「きのう（25日）事務所に呼び出されまして、誰かなんか悪いことしたんちゃうかなと思っていたんですが、本当にありがたいお話を聞いたところで、夢は願えばかなうというところです」と、感無量で、「うちの横山さんはちょいちょい間違えまして、『夢はかなえば願う』と言ってるんですけど、まさにそんな状態でかなって、願ってる感じなんです。浮き足立ってる状態です」と、臨場感タップリに話す。
ステージで何をやるかについては、「基本的にノープラン」と笑いつつ、「先輩たちは偉大なんで、紅白という舞台で勉強させていただこうかと思います。『嵐』に関しては司会もやりながらなんで、NYCにいっぱい教えてもらおうと思います。新人の気持ちでやらせていただこうと」と、腰は低いながらも、学ぶ姿勢を見せていた。
村上から「当日は僕らなりのパフォーマンスを精いっぱいやらせていただいて、日本に元気と楽しい空気を届けたいと思っていますのでよろしくお願い致します」と意気込みを語っていた。
■この日の出席メンバー
横山裕（31）、渋谷すばる（31）、村上信五（30）、丸山隆平（29）、錦戸亮（28）、大倉忠義（27）
■『第63回NHK紅白歌合戦』出場歌手
【紅組】
aiko（11）
絢香（6）
いきものがかり（5）
石川さゆり（35）
AKB48（5）
SKE48（初）
きゃりーぱみゅぱみゅ（初）
香西かおり（16）
倖田來未（8）
伍代夏子（19）
坂本冬美（24）
天童よしみ（17）
中島美嘉（9）
西野カナ（3）
Perfume（5）
浜崎あゆみ（14）
藤あや子（18）
プリンセス プリンセス（初）
水樹奈々（4）
水森かおり（10）
ももいろクローバーZ（初）
YUI（初）
YUKI（初）
由紀さおり（13）
和田アキ子（36）
【白組】
嵐（4）
五木ひろし（42）
HY（2）
EXILE（8）
NYC（4）
関ジャニ∞（初）
北島三郎（49）
郷ひろみ（25）
ゴールデンボンバー（初）
コブクロ（7）
斉藤和義（初）
三代目 J Soul Brothers（初）
SMAP（20）
舘ひろし（2）
TOKIO（19）
徳永英明（7）
AAA（3）
ナオト・インティライミ（初）
氷川きよし（13）
FUNKY MONKEY BABYS（4）
福山雅治（5）
細川たかし（36）
ポルノグラフィティ（11）
美輪明宏（初）
森進一（45）
