3日から公開されている映画『One Night, One Love／ワンナイト、ワンラブ』（監督：デヴィッド・マッケンジー／配給：グラッシィ）を記念して2日、東京・原宿で男女25組50名による「手錠コンパ」なるものが開催された。
イギリス最大級のロックフェス『T・イン・ザ・パーク』を舞台に、ひょんなことから手錠で繋がれてしまった犬猿の仲の男女のミュージシャンを主人公に、それぞれの恋人や友人を巻き込みながら、惹かれ合っていく二人のラブストーリー。
劇中、主人公の男女が恋に落ちるきっかけとなった“手錠”をつけ、実際に主人公たちと同じ感覚を共有するということを目的に、応募した顔も名前も知らない男女が、夜の原宿の街を歩くこととなった。10月6日にも同じ趣旨で開催されたが、「また開催してほしい！」との声が高まったことから原宿の街を散歩するという拡大版で開かれることとなった。
イベントでは、映画の内容と絡めたクイズの出題や、手錠をしたまま食事するといった、2人の距離がドンドン縮まる仕掛けもあり、最後のパーティー会場に到着するころには、良い感じの雰囲気になっているカップル予備軍が多数できあがることに。
この日、一番幸せそうな表情をしていた「ベスト・オブ・『ワンナイト、ワンラブ』」賞も選出されることに。選ばれた2人はまるで、以前からカップルだったような雰囲気で寄り添い、周囲からの祝福と冷やかしに照れ笑いを浮かべていた。
イベント終了後、「ベスト・オブ・『ワンナイト、ワンラブ』」賞の2人に話を聞いてみると、男性は「名前も知らなかったけど、手錠をしているから自然と距離が近くなりましたね」と、その効果あったようで、女性の方も「途中から、クイズとか聞いてなくて、会話に集中してました」と、波長が合う者同士なら自然と会話も弾むものになった。
なお、この2人はゲットした賞にあった同作のペアチケットで映画を観に行く約束するなど、ワンナイトが次のデートにつながる可能性のあるものとなったようだ。
映画『One Night, One Love／ワンナイト、ワンラブ』は渋谷シネクイントほか全国ロードショー中！
