元プロテニスプレイヤー・杉山愛(37)が1日、都内で行われた発売5周年記念『BOURBON POINTU(ブルボンポワントゥ) 2012』お披露目会に出席した。
本日10月1日の“コーヒーの日”に、『BOURBON POINTU』の発売5周年を記念して、500個限定のプレミアムパッケージにて販売。18世紀、フランス・ブルボン島(現レユニオン島)で発見され、文豪バルザックやルイ15世も愛飲したといわれる幻のコーヒー『BOURBON POINTU』は、1942年に生産が途絶えたが、UCC上島珈琲株式会社は、フランス共和国レユニオン海外県との共同研究開発により、再生を成し遂げ、2007年に世界で初めて日本市場で独占発売した。
「中世フランスを意識した」という華やかな衣装で登場した杉山は、「コーヒーはもちろん好きですね。いまのほうが精神的にリラックスできるし、自分自身の時間もたくさんできる。現役時代は、目を覚ますためや、リラックスするためにコーヒーをいただいていました。コーヒーで一日が始まり、コーヒーで締めくくっていました」と、現在と現役時代を比較しながらコメント。
テニスで海外遠征も多かった杉山だけに、「各国いろいろ転戦して、いろんなところで違った味のコーヒーを楽しんでました。一番美味しかったのはヨーロッパのコーヒー。全仏オープンで優勝した次の日の朝食でいただいたコーヒーは、忘れられない」と、格別だったコーヒーの味を懐かしむ。
一日に3度飲むほどのコーヒー好きとのことで、「けっこうブラック党で、砂糖やミルクは一切使わない。濃いめが好きです」と、こだわりもあるようだ。
UCC上島珈琲株式会社代表取締役会長・上島達司氏とともに、実際に『BOURBON POINTU』をテイスティングし、「美味しい～。飲んだことのない味。甘みもあるけど、酸味も程よくフレッシュな感じ」と、ご満悦。上島会長が「『BOURBON POINTU』』の最初の一滴は感激。ワインとコーヒーは違法性のない麻薬と呼ばれるぐらいやみつきになる。手間がかかる気難しいコーヒーだけど、その分美味しい。冷めても甘くなるし、根本的にはお茶と似ている」と解説すると、杉山は「普段飲んでいるものと全然違う。会長がおっしゃったように、麻薬のようにやみつきになりそう」と、不敵に笑う。
昨年11月、6歳年下の一般男性と結婚した杉山は、来月結婚1周年を迎えるが、「特別な一杯というか、特別なオケージョン(機会)でいただけたら本当に嬉しいです」と笑顔。これに上島会長が「1周年記念は特別なヤツを作りますから」と約束すると、「あら、嬉しい！」と歓喜の声を上げた。
夫はコーヒーを飲まず、淹れるのは自分という杉山だが、「『BOURBON POINTU』は記念日や特別な日、自分へのご褒美とか贅沢な時間に美味しくいただきたい。特別なので主人にも飲ませてあげたいです」と、『BOURBON POINTU』を勧めることを宣言。
現在、指導者という立場だが、「本当に素材と出会えることも大事だし、どう良さを引き出すかコーチ・技術者によるので、一流選手を育てあげることと似ている」と、コーヒーと選手育成の共通点を挙げていた。
