タレント・国生さゆり(45)が10日、都内で行われた映画『白雪姫と鏡の女王』(監督:ターセム・シン/配給:ギャガ)公開記念辛口本音トークショー&ファッションイベントにタレント・熊田曜子(30)、モデル・栗原類(17)とともに出席。今年のバレンタインデーに再婚したコンサルタント会社社長・甲田英司氏(38)と離婚危機、別居状態にあると一部報道されたことについて、否定した。
ハリウッド女優ジュリア・ロバーツ(44)が、初の悪役にして史上最強のわがまま女王を演じ、白雪姫役にはフィル・コリンズの娘リリー・コリンズ(23)という話題作。年下王子と結婚を企む女王は白雪姫を目の敵にし、ある日森へと追放してしまうが、白雪姫は助けられた7人の森のギャング団に仲間入りし、王子を取り返すために女王へ挑戦状を叩きつける。
同作にちなみ、国生&熊田が“キュートで強い女性代表”、栗原が“草食系男子代表”として登場。王子チックな衣装の栗原は、隣の国生にガン見され、「いつ前見たらいいのかわからないと言うか…すいません、何か顔についてますか？」とタジタジ。国生に「キレイな顔だなと思って。私世代で言うと、フォークの王子様みたい」とベタ褒めされるも、栗原は「いや、それほどでもないです…絶対」と、いつものネガティブ発言で返していた。
今年7月、一般男性と4月に入籍したことを発表した熊田は、妊娠8ヶ月ということもあり、お腹のふくらみも顕著なマタニティードレス姿。150人の観客から拍手で祝福されたが、国生は「熊田が結婚して赤ちゃん(を産む)というのは本当に驚いてる。結婚しないと思っていた」と信じられないといった様子。さらに「いま目の奥優しいもんね。昔、笑っていませんでしたからね」と毒づき、観客を笑わせた。
同作については、国生は「リリー・コリンズちゃんが最初、ださっ！と思ったけど、シーンを追うごとにプリンセスの優雅さと、村人を助けようという強さが出てきた。ジュリア・ロバーツさんが意地悪なのかなと思ったらサラリとやっていて、素晴らしい演技だった」と評論。
熊田は「誰もが知っているストーリーだけど、表現とか言葉のチョイスが現代っぽい。白雪姫はいままでだったら王子様が助けてくれたけど、自ら闘うところが本当に現代らしい」と“現代版白雪姫”と定義し、栗原は今回が遺作となったアートディレクター・石岡瑛子さん(享年73)の衣装を絶賛し、「ポップで、僕の好きな『アメリ』という映画と色彩感覚が通じる。劇中に出てくる小人の俳優さんもベテランで、アクションシーンもかっこよかった」とモデル目線で語った。
その後の囲みで、報道陣から別居報道について聞かれた国生は、「元々別々に暮らしている週末婚なので。主人から『同居するのは構わないけど、あなたは家事も完璧にしたいだろうし、自分のことも一生懸命やりたいから疲れちゃうでしょ。お互い気遣いすることになるから別に暮らしましょう』と言われた」と、これを否定。
また、購入予定の家も2つ候補があり、「10月ぐらいには決まりそう」とのこと。そして、「新聞を読んで、2人で笑ってました。『言いたいヤツには言わせとけばいいよ。人気商売だから言われてナンボなんで、よかったね』って」と、離婚危機報道をあざ笑い、「100％ない？」の問いかけにも「ないです。幸せなんですよね。えらく大事にしてくれるし。この後、六本木周辺でちゃんとデートしますよ」とラブラブぶりを見せつけていた。
続いて、妊娠8ヶ月の熊田は「順調です」とお腹の子が育っていることを報告。国生は「熊田がこんなにキレイになって、こんなに優しい目をするようになるなんて。会う度におおらかになっていく」と変化を感じたようで、「熊田は熊田のままで大丈夫ですよ。だって熊田が選んだ人ですもの。(相手は)凄い度胸ですよ」と、アドバイスを送った。
また、イベントでは学生デザイナーによるファッションショーや、MCの質問に対しYESかNOか札を上げて応えるコーナーもあり、大盛況。「無理難題なお願いをしたことがある」というお題に熊田はYESを上げ、「デートする時間もなかなかなくて、2人とも睡眠2～3時間で会ってた。彼がどんどんやつれていっちゃったので、わがまま言っちゃったな～と後悔してます」と回想していた。
14日より丸の内ルーブルほか全国ロードショー。
