“さっしー”ことHKT48の指原莉乃（19）が10日、東京・港区の豊川稲荷東京別院で初の主演映画『劇場版 ミューズの鏡 マイプリティドール』（監督：福田雄一／配給：松竹映像商品部）の大ヒット祈願豆まき大会を行った。
“私はいつしか天狗になっていたのかもしれない…この映画でイチから出直します”そんな自虐的なキャッチフレーズの同作は日本テレビ系で好評を博した指原主演の深夜ドラマの劇場版。中華料理屋でアルバイトをする少女・向田マキ（指原）は天才演出家・沖田竜（池田成志）に見出され、天才女優（？）として花開く…という物語。
袴姿で登場した指原は「私もなぜ豆まきなのか…」とのっけからイベントそのものに懐疑的な視線。男性スキャンダルが発覚しAKB48からHKT48へ電撃移籍した“福”の無い展開に『私も衝撃的でした。天狗っていうか、正直総選挙で4位になった時点で『あれ、これ行けるんじゃね？』と思ってました。でもそんなこともいってられなくなったので、イチから出直したいです。4位になったのになんでこんなことに…」と恨み節だった。
同作についても「演技がすごい下手で、下手なのに天才女優と呼ばれる役。本当に演技が下手なのですが、一所懸命に下手なりにやってます」と自らを卑下するトーク。撮影中のエピソードを聞かれると「1月から撮影をしていたら、下手なりに演技が上手になってくるんですよ。福田監督も『さっしー演技上手になってきた』と言ってたんですけど、最後のシーンの前にHKTに移籍することになって、1ヵ月ぐらい間が空いたんです。そしたら、ビックリするぐらい演技が下手になっていて、一番最後が一番下手。そこを観て欲しい」とアピールした。
演じたマキのキャラクターについては「私は本当にひねくれているので。でも一所懸命に必死に生きてますから共感する部分も。まっすぐですごく羨ましいです」としんみり。移籍先の博多の生活を聞かれると「新しくお会いする人が多いので、日々があっというまです。メンバーがすごい元気でまいってます。ついていけないですね」と嘆いた。
「博多行って痩せました。“激太り”や“整形疑惑”があるんですけど、お母さんにまで『整形した？』って言われたんですよ。そんな暇ないのを一番知ってるのに」と笑いを誘う指原。集まったファンと報道陣に「日によって体の変化がすごいんです、太って見えたり、痩せてみえたり。整形や激太りは一切ないです！ （メディアに）書いといてください。拡散希望です！」と訴えていた。
また、新生指原の今後の目標を聞かれると「HKTとしてシングルを出したい。個人としてはコントに出てみたいです」と新たな活躍を誓った。会場のファンから「がんばってー！」と声援が響くなか、大学の相撲部員と一緒に豆まき。指原は「この衣装も和泉元彌さんみたいで嬉しいです」と笑顔で福を呼び込んだ。
9月29日より全国12館にてスペシャル上映！
