男子プロバスケットボールリーグ(Bリーグ)の『川崎ブレイブサンダース』がホームタウンである川崎市と共催で9月6日神奈川県川崎市・川崎市役所前広場で2025-26シーズン開幕に向けて『出陣式』を開催した。約950名のブレイブサンダースファミリーが集まった。
取材・撮影:伊藤直樹©ニュースラウンジ/エッジライン ※一部の写真提供:川崎ブレイブサンダース
全選手、チームスタッフ、川崎ブレイブサンダースチアリーダー『IRIS』、マスコット・ROAR(ロウル)が出演し、新加入選手、スタッフ陣からのあいさつやキャプテン・副キャプテンの発表、シーズンスローガンの発表で盛り上げた。また、復元棟前広場でのジャンピングロウルの出店、出陣式終了後にスローガングッズの販売も実施された。
MCは川崎ブレイブサンダースアシスタントMCの市川太一大輝と野島透也氏が務め、川崎ブレイブサンダースチアリーダー『IRIS』のパフォーマンスやマスコット・ROAR(ロウル)の登場などで選手・スタッフが到着するまで盛り上げた。
選手・スタッフたちは、2025-26シーズンよりオフィシャルスポンサーであるベイラインエクスプレス株式会社の協力により、クラブ史上初となる車体へのフルラッピングを施したチームバスで川崎駅から川崎市役所まで搭乗。
ラッピングチームバスは、チームバスとして落ち着きと強い印象を与える黒ベースを採用。全体に稲妻を敷き詰めた薄いグラデーションの模様、背面にはクラブミッションを入れることで、多くの人の目に止まるだけでなく、クラブからのメッセージを伝えることを目指したものになっている。
市役所で降りた選手・スタッフたちは、隣の市役所前広場までランウェイのように会場にいるファミリーに手を振りながら、ステージに登場。
福田紀彦市長よりあいさつ(激励メッセージ)

皆さん、こんばんは。多くの皆さんに出陣式にご参加いただきまして、本当にありがとうございました。ほんと夢のようです。ここ市役所の庁舎がこの前まで立ってたんですけども、昨年、市政100周年に間に合わせるようにこの市役所前広場ができました。この出陣式をブレイブサンダースと一緒に共催できたこと、本当に嬉しく思います。スポーツでみんな切磋琢磨して、そして闘志を燃やす、街が1つになる。こういう戦いは大いに歓迎なんで、ぜひ今シーズンもみんなで心を合わせて、選手の皆さんがコートの中で思いきしプレイして、強いブレイブサンダースをみんなで作っていこうという出陣式になればいいなと思っています。そして、悲願のBリーグ優勝を目指してみんなで頑張っていきましょう。どうぞよろしくお願いします。
今シーズンより新たにチームスタッフの仲間となりましたスタッフの皆さんより挨拶
片岡良太アスレティックトレーナー
「今季より加入させていただきましたトレーナーの片岡です。チームのために精一杯頑張っていきたいと思います。よろしくお願いします」
青木勇人アシスタントコーチ
「皆さんこんばんは。アシスタントコーチの青木です。今シーズン、皆様とともに強い川崎を築き、そしてクラブの成長に少しでも貢献できるように頑張っていきたいという風に思います。今シーズンどうぞよろしくお願いします」
新加入選手による挨拶。自分のどんなプレイや姿に注目してほしいか、コメントをお願いいたします。
背番号1番SG/SFオマール・ジャマレディン選手
「こんにちは、ブレイブサンダースファミリー」と日本語であいさつした後、英語で「はい。皆さん、本日は集まってくれてありがとうございます。ここまでね、やっぱりいっぱいの方が集まってくださっているっていうことで、ほんとに僕も感無量です。今シーズンすごい長いシーズンになりますが、その中でもちろんいい時もあれば悪い時もあると思いますが、その中で選手たちはチーム、チームスタッフと戦いながら、絶対にいい方向に向かせるように頑張っていくと思っていければと思ってるので、ぜひ今シーズン一緒に戦ってください。よろしくお願いします」
背番号2番SF/PF伊久江ロイ英輝選手
「皆さんこんばんは。今日こうやってこうやって大勢の人たちが集まってくれてありがとうございます。注目してほしいプレイは力強いドライブ、ダンク身体能力を活かしたプレイを注目してほしいです。今シーズン応援よろしくお願いします。ありがとうございます」
背番号3番PG/SG水野幹太選手
「こんばんは。いつも声援ありがとうございます。注目してほしいプレイは、ディエンスとドライブです。よろしくお願いします」
背番号5番PF/Cエマニュエル・テリー選手
「はい。本当にね、こう言ったように素晴らしい人々に囲まれて、素晴らしい選手、素晴らしいスタッフですし、ファミリーの皆さんでお互いにすごいいいエナジーを感じてます。で、今シーズン、僕自身はやっぱり皆さんにすごくハードワークする姿だったりとか、僕のスマイルだったりとか、すごくお茶目な姿を見せていければなっていう風に思ってるので、ぜひそこにも注目してください。今シーズンも応援よろしくお願いします」
背番号10番PF野本健吾選手。
「野本健吾です。ハッスルプレイとトランジションでチームに貢献していきたいと思います。応援の方よろしくお願いします」
背番号13番PG/SG津山尚大選手
「今シーズンサンダースファミリーの皆さんと一緒に戦えること嬉しく思います。今シーズンよろしくお願いします」
背番号14番Cドゥシャン・リスティッチ選手。
「ほんとに今日は集まってくださってありがとうございます。ここまで多くの皆さんがこういった場に集まってくれるってことは、ほんとに僕は嬉しく思っています。で、今まで、そのプレシーズンもそうなんですけど、等々力でも、こういった形でも本当に僕たちを応援してくださってありがとうございます。で、僕自身、今シーズンできることっていうのは、やっぱりハードワークして1勝でも多く皆さんに勝利をお届けすることができればなっていう風に思ってるので、ぜひ応援よろしくお願いします」
今シーズンの川崎ブレイブサンダースの一員として戦う継続選手の挨拶。昨シーズンと比較して、今シーズン注目してほしいポイントについてコメントいただきます。
背番号11番PG米須玲音選手
「本日は暑い中お越しくださりありがとうございます。今シーズンはアシストだけでなく、シュート打ちすぎぐらいになれるように頑張りたいと思います。よろしくお願いします」
背番号17SG/SF番飯田遼選手
「皆さんこんばんは。背番号17番の飯田亮です。今シーズン皆さんと一緒により成長した姿を見せられるように頑張っていきたいと思います。よろしくお願いします」
背番号33番SF長谷川技選手
「こんばんは。背番号33番の長谷川です。今シーズンも練習通りにいいプレイが出るように頑張りたいと思います。よろしくお願いします」
背番号45番SG山内 ジャヘル琉人選手
「はい、こんばんは。今シーズンもファミリーの皆さんの前でプレイできることを嬉しく思います。今シーズンは昨シーズンの悔しさを糧に、今シーズンいい結果といい成長を見せれるように頑張りますので、応援よろしくお願いします」
続いて、ネノ・ギンズブルグヘッドコーチから2025、26シーズンキャプテン、副キャプテンが発表された。
「発表させていただく前に、皆さんお久しぶりですね。また今シーズンも元気に戻ってくれてよかったと思っています。今シーズンも皆さんの応援が必要になってくると思うので、ぜひ応援の方よろしくお願いします。その上で、今年のキャプテンと副キャプテンの方、もう先ほど発表はされてますけど、ロスコ・アレン選手が副キャプテンという形で、皆さん驚きはしないと思いますが、毎年同じみ篠山竜青選手キャプテンで行きますので、ぜひ応援の方よろしくお願いします」
「皆さんこんばんは。後ろの方聞こえますか。涼しくなってまいりました。ありがとうございます。あんまりもう言うこともないので、一言、いい形で出陣できますように、皆さん、大きな声で行かせていただきたいと思います。川崎ブレームサンダース、出陣ジャイーー!!」
副キャプテンの背番号25番SF/PFロスコ・アレン選手
「皆さんこんばんは。ロスコ・アレンです。よろしくお願いします」と日本語であいさつした後、英語で「はい。みなさん、ほんとに今日は来てくれてありがとうございます。僕自身、今回、今年キャプテンということで、もちろんその中でも篠山キャプテンがずっと長い間このチームを支えてくださってるので、その姿を見てきていますし、そっから自分自身が彼をどうやってサポートしていくのかっていうところを考えながら、しっかりとこのチームを引っ張っていければなっていう風に思ってるので、ぜひ今シーズンもよろしくお願いします」と意気込みを。
2025、26シーズンスローガンをキャプテン篠山流星選手より発表
「今シーズンのチームスローガンはロックオンです。このロックオンはですね、2つの言葉が使われています。Lの方のロックとRのロックが混ざり合ってできております。Lのロックで、目標に向かって、ターゲットに向かって突き進んでいくという思いと、Rの方はいいヴァイブスで、ロックンロールともよく言いますけど、そういう勢いとかノリとかヴァイブスとか、いい感じで行こうぜっていうところです。なので、スチャダラパーさんの「レッツロックオン」。皆さんおなじみの曲でよく聞かれると思いますけども、ぜひ皆さんもターゲットにロックして、そして僕たちと一緒にいい感じでロックできるように一緒に戦ってくれればと思いますので、よろしくお願いします」
スローガンのロックオンに合わせてチームの勝利を願い、ご来場の皆様と選手・スタッフと共に会場中央に置かれた巨大なゴールに向かってボールを投げ入れる「ロックオンイベント」を行った。
ロスコ・アレン選手よりメッセージをいただきます。
「本日はありがとうございます。お休みの日に関わらず、こうやって多くの皆さんがいらっしゃってくださったことは、本当に僕もチームもチームスタッフもほんとに感謝しています。こっからは長いシーズンが始まるので、ぜひ応援の方よろしくお願いします」
出陣式は、いつもおこなって「ビーブレイブ!」の掛け声で締めくくられた。
ホームページより改めて【キャプテン・副キャプテンからのコメント】と【スローガンに込めた想い】を紹介。
キャプテン 篠山竜青選手
選手それぞれのリーダーシップをしっかり束ねて、チームがより高いところへ突き進んでいけるように自分自身もアグレッシブに戦っていきたいです。強い川崎を取り戻す1年にできるよう、ハードワークしていきます。今シーズンも色々なことがあるとは思いますが、変わらず一緒に戦ってほしいです。
副キャプテン ロスコ・アレン選手
光栄なことだと思います。このポジションを信じて与えてもらえたことに感謝したいですし、とても気持ちが入ります。自分のベストを尽くして、チームメイトのためにリーダーシップをコート上でも、オフコートでも発揮できればと思います。もちろんジーノ(篠山竜青選手)が言葉でチームを引っ張ってくれると思うので、サポートできる立場でいたいと思いますし、しっかり姿勢で見せていきます。
外国籍選手のなかで一番長い期間このリーグにいるので、初めて日本でプレイする外国籍選手のためにも、このリーグで活躍できる手伝いをしていけたらと思います。
川崎ブレイブサンダースの2025-26シーズンのスローガンが「ロックオン」に決定しました。
「ロックオン」は、“Rock on”=「最高!」、“Lock on”=「狙いを定める」という2つの意味を重ね合わせ、小さな目標を積み重ねながらファミリーが一体となり、共に大きな目標へ進んでいく姿勢を表現しています。
また、スローガンを使用したグッズを9月6日(土)の出陣式会場で先行販売します。ホームゲーム会場では9月13日(土)のプレシーズンゲーム静岡戦より販売、公式オンラインショップでは。9月12日(金)18:00より受注を開始します。
スローガンに込めた想い
“Rock on”
「最高」「がんばれ」
“Lock on”
「狙いを定め追い続ける」
この2つの「ロックオン」の音をカタカナで表現
大きな目標を達成するために目の前の小さな目標をクリアしながら進んで行く
そして、その過程をファミリーが「最高!」と鼓舞し刺激を与え合い、一体となって戦っていく
レッツロックオン
また新しい目標へと踏み出そう
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