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【ロンドン五輪】競泳男子4×100mメドレーリレー!メダリストリレーで3位通過

 ロンドンオリンピック大会8日目の3日、競泳は、男女最後の種目の「男子4×100mメドレーリレー」予選が行われ、日本チームは背泳ぎ・入江陵介(=イトマン東進、22)、平泳ぎ・北島康介(=日本コカ・コーラ、29)、バタフライ・松田丈志(=コスモス薬品、28)、自由形・藤井拓郎(=KONAMI、27)と各種目のエースで挑み、3分33秒64で、全体の3位で決勝に進んだ。

 男子競泳陣は、これまで、2種目3連覇を目指した北島は、惜しくもメダル獲得はならなかったが、入江が銀メダル(200メートル)と銅メダル(100メートル)、松田が銅メダル(200メートル)を獲得する活躍を見せている。この勢いのまま、前回の北京オリンピックでの銅メダルを超える成績を狙う。

 日本の第1泳者の入江がトップで第2泳者の北島へリレー。北島はトップを保ったまま松田へつなぐ。松田は順位をひとつ落として2位で藤井、アンカーの藤井へ。藤井がそのまま順位をキープし、日本はこの組2位でフィニッシュ。全体3位で通過した。

 明日の決勝レースの予想は、アメリカ、オーストラリア、イギリス、日本でのメダル争いとみられている。

 入江は、「自分は1位だったのでいい記録でつなげたいと思います。いい位置で残れたので、決勝レースに備えたい」と、抱負を語り、北島は、「楽しんでがんばります」と、自然体。松田は、「もっと記録上げていきたい。最後はチームの戦いなんで、力合わせてがんばりたい」と、自分を鼓舞した。藤井は、「皆の貯金を使わないように逃げ切りたい」と、謙虚ながらも静かに闘志を語った。

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