圧倒的な歌唱力と美しいハーモニーで“アニソンの美神”といわれるWakana、Keiko、Hikaruの女性3人組ボーカルグループ『Kalafina』が7日、大阪・NHK大阪ホールで、全国ツアー「Kalafina LIVE TOUR 2012 “After Eden”」の初日となるライブをスタートさせた。
ヒットメーカー・梶浦由記がプロデュースする女性ボーカルグループである『Kalafina』は、チケットが即完売するなど、人気が上がってきている、今、注目のグループだ。
今回のライブは昨年、オリコンディリーチャートで1位、同ウィークリーチャートでも3位に入った最新アルバム『After Eden』（SMEレコーズ）を引っ提げ、全国7都市10公演で開催されるツアー。
昨年11月25日に東京ドームシティホールで行われた『After Eden スペシャルライブ』で、Keikoが、「来年のツアーは、いつも行かせていただいている大阪、名古屋、東京以外にも、新しく広島と福岡のほうにもライブをさせていただく」と、ファンに報告。
特に、福岡は、Wakanaの故郷であり、喜びも人一倍だった。さらに、今回のツアーの特徴は、ライブバージョンとホールバージョンとツータイプ同時進行していくという。
ライブでは、神殿を模した舞台セットから“女神”をイメージした白いドレスで登場した3人は、アルバムの代表曲である『Eden』からスタート。中音からやや高温を担当するメインボーカルのHikaruの声に、低音のKeikoの声がかぶり、厚みが増したところに、高音のWakanaがコーラスで加わるというオーケストラのようなハーモニーをタップリと聞かせる。
後半は、ノリノリの『音楽』などロック調の曲で盛り上げ、会場全員1400人が総立ち。アンコール曲はジンワリさせる『傷跡』まで、全21曲を熱唱した。
ライブスタートの感想を、Keikoは、「今回の全国ツアーも大阪からスタート出来て物凄くうれしい！」と言い、Wakanaは、「今夜の私たちの歌を聞いてくださった大阪の皆様が明日から明るい日々でありますように！」と語り、Hikaruは、「やっぱ大阪はめっちゃええとこやなあ?！！」と、喜んだ。
同ライブは、8日も同所で行われ、ファイナルは2月４日（土）渋谷公会堂にて！！
