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ぱすぽ☆ロックなアイドルに野音熱狂!8月15日発売新曲はJパンク

ぱすぽ☆ロックなアイドルに野音熱狂!8月15日発売新曲はJパンク
ぱすぽ☆ロックなアイドルに野音熱狂!

 “みんなでつくるアイドルユニット”がコンセプトで、旅と空の世界観をテーマにガールズロックを前面に打ち出している9人組アイドルユニット『ぱすぽ☆』が8日、東京・日比谷野外大音楽堂にて『ぱすぽ☆Next Flightフェス』を開催。6月発売の4thシングル曲『Next Flight』を生バンドによる迫力のパフォーマンスで披露するとともに、8月15日リリースを発表したニューシングル『夏空HANABI』の初披露などで5000人のパッセンジャー(ファン)を熱狂させた。

 『ぱすぽ☆』といえば、2009年のインディーズデビューのころよりほかのアイドルに先駆けたロックサウンドを前面に打ち出した楽曲と、奥行を活かした立体感あふれるステージパフォーマンスで知られている。11年5月リリースのメジャーデビュー曲『少女飛行』で衝撃のオリコン1位獲得以来、確実にシングルヒットを放ち、“今年の『ぱすぽ☆』は世界一周ロックの旅”『ぱすぽ☆』エアライン3部作をリリースと発表。その第1弾として、ロスに飛んだクルーたちは、LAメタル界の伝説的バンド『ガンズ・アンド・ローゼズ』の元メンバーをバックに従えた4thシングル『Next Flight』を制作。アイドルとロックの強烈なコラボレーションを実現させると、アイドルのみならず、往年のLAメタル、ロックファンをも圧倒するサウンドを築き上げた。

 そしてこの日、他のアイドルグループよりワイルドでロックな楽曲で独自路線を邁進する『ぱすぽ☆』にとって、日本のロック史上数々の伝説的ライブを生み出してきた“野音”でのフライト(ライブ)という、アイドルというカテゴリーを超えたロック・アーティストへとさらなる進化を見せるのに絶好の場が用意されることとなった。

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 前夜から降り続いた雨も上がり視界良好となったフライト会場“野音”、オープニングのヴィジュアルが流れSEが流れる中『Next Flight』のピンクのCA衣装で登場した、キャプテン“あいぽん”根岸愛(19)、“まこっちゃん”奥仲麻琴(18)、“みおみお”増井みお(17)、“さこてぃ”槙田紗子(18)、“もりし”森詩織(19)、“なちゅ”岩村捺未(20)、“あんにゃ”玉井杏奈(17)、チーフパーサー“ゆっきー”藤本有紀美(20)、“なおみん”安斉奈緒美(20)の9人のクルー(メンバー)は、オリコン1位楽曲となった『少女飛行』からエンジン全開で一気にテイクオフ。おなじみのキャリーバックを使ったパフォーマンスや、マイクを逆手に持つ独特なダンスでパッセンジャーを引き込む。勢いをそのままに、続けて『Next Flight』のヘヴィなリフが刻まれると会場の熱気も一気に急上昇し、激しいダンスと歌で煽る。バックには同曲のPVが流され、映像とステージ上のクルーが完璧にシンクロするパフォーマンスに大歓声が上がる。

 自己紹介の短いMCをはさんだあとは、2ndシングル『ViVi夏』から『ウハエ!』と一気にスピードアップ。インディーズ時代のアップチューンもテンポ良く続き、開脚ジャンプも飛び出す激しいパフォーマンスで盛り上げたあとは、傘を使った振り付けが印象的なミディアムテンポの楽曲、『晴れるよ』でしっかり聴かせる構成。続けては再度テンポアップし、『Hello』。クルーがスカーフを頭上で回す振り付けで知られる同曲では、会場でも色とりどりのタオルが舞い踊る。続く『LA LA LOVE TRAIN』ではクルーが会場に降りるサプライズでパッセンジャーを熱狂させると、フライト前半が終了。

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 ステージ上でメイク直しをしながらのMCパートでは、次回作5thシングル『夏空HANABI』の8月15日リリースと、それにあわせた本フェスの第2弾が8月26日に『ぱすぽ☆夏空HANABIフェス』としてよみうりランド・オープンシアターEASTにて開催されることが発表されると、パッセンジャーからの大歓声が上がる。

 搭乗確認と呼ばれる儀式、「ぱ・す・ぽ!」をパッセンジャーに連呼させると、ドラムのビートと客席の大合唱に合わせ『キス=スキ』のイントロがかぶって、後半戦もアップテンポにテイクオフ。フライトの後半はインディーズ時代のよりロックテイストが濃厚な楽曲がめじろ押しで、会場の熱気も上昇しっ放し。メイク直ししたクルーの顔にも、あっというまに滝のような汗が光る。軽快なロックンロールナンバー『Pretty Lie、』そして、8ビートのリフが典型的なアメリカンロックな『GPP』から、『じゃあね』へとテンポが上がり、続けてフライトでの人気曲『マテリアルGirl』では、みおみお・まこっちゃんによるサビの部分の振り付けレクチャーにより、会場全体が完璧な振りコピで熱狂的に一体となる。

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 そして、この日最高の盛り上がりを見せたのはアンコール。夕闇迫るの日比谷のビル群に「ぱ・す・ぽ!」のコールが響き渡る中、大音量とともにこの日のフライトのために特別に結成されたバンド『Beef or Chicken?』が登場。『ぱすぽ☆』のサウンドプロデューサー・ペンネとアラビアータ氏がおなじみの機長服で登場し、生バンドで『Next Flight』のリフを刻むとネイビーのCA衣装に着替えたクルーが再登場。まさにLAメタルというサウンドを聴かせるとともに、圧巻のダンスパフォーマンスで魅了する。さらにパッセンジャーを熱狂の渦に巻き込んだのが、フライト中に発表されたニューシングル『夏空HANAB』」の初パフォーマンス。

 “世界一周ロックの旅”3部作の第2弾として、ジャパニーズPUNKをテーマにした楽曲は攻撃的なドラムのビートがグイグイ引っ張り、三味線の音色とクルーが歌いながら扇子を振るダンスで和テイストを。それぞれのクルーの色の扇子が、夏の夜空を彩る“HANABI”花火をイメージしたダンスは初めて扇子を使った振り付けとのことだが、次回フェスには毎違いなく会場中を扇子が舞うことになるだろう。

 なお今回のフライト、右足靭帯損傷によりあんにゃがフル参加できず、ダンスの激しい楽曲では8人でパフォーマンス。夏の野音にふさわしく、“ロック”に完全燃焼した全19曲、すべてを歌い踊り終えた最後のMCでは、あんにゃが不運に対し悔し涙を見せる場面も。怪我をしてステージに立てなかったことで当たり前のことを学んだと、家族やクルー・スタッフ、そして支えるパッセンジャーに感謝の気持ちを述べながら、次の曲でのセンター奪取を宣言し会場からの喝采を浴びた。

 CD購入者なら無料で参加できるという、巷で話題の格安航空LCC(ローコストキャリア)もびっくりの、次回『ぱすぽ☆夏空HANABIフェス』は、8月26日よみうりランド・オープンシアターEASTにて開催。8月15日発売の5thシングル『夏空HANABI』(ユニバーサルJ)の“初回限定盤・ファーストクラス盤”を購入し、封入されている入場パスポートを入手するのみで観覧可能となっている。

ぱすぽ☆ 5thシングル『夏空HANABI』(ユニバーサルJ)
●初回限定盤・ファーストクラス盤(CD+DVD)1680円(税込)
・ぱすぽ☆夏空HANABIフェス入場パスポート付き
・夏空HANABIプロモーションDVD付き

●通常盤・エコノミークラス盤(CDのみ)1000円(税込)
・初回プレス分限定でキスマーク付き生写真ランダム封入

ぱすぽ☆ロックなアイドルに野音熱狂!8月15日発売新曲はJパンク
みおみお
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まこっちゃん
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ロックコンサートさながらの熱さ
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