【川崎市】『まるごとぜんぶ川崎の本』川崎市の市立学校、図書館等に合計250冊の寄贈!「自分がすごくいい街に住んでいると…」

【川崎市】『まるごとぜんぶ川崎の本』川崎市の市立学校、図書館等に合計250冊の寄贈!「自分がすごくいい街に住んでいると…」

【川崎市】『まるごとぜんぶ川崎の本』川崎市の市立学校、図書館等に合計250冊の寄贈!「自分がすごくいい街に住んでいると…」

 10月11日発行される『まるごとぜんぶ川崎の本』が発行元のぴあ株式会社から川崎市の市立学校、図書館等に合計250冊寄贈され、福田紀彦川崎市長から感謝状の贈呈が10月9日に神奈川県・川崎市役所本庁舎7階市長応接室で行われた。

 (取材・撮影:伊藤直樹©ニュースラウンジ)

 トップ写真は、左から
 ぴあ株式会社
  コンテンツ・コミュニケーション事業局 ぴあMOOKS編集長 恩村友梨子(おんむら ゆりこ)
  上席執行役員 コンテンツ・コミュニケーション担当役員 染谷 誓一(そめや せいいち)
  取締役社長室長 広報担当役員 小林 覚(こばやし さとる)
川崎市
  川崎市長 福田 紀彦(ふくだ のりひこ)
  川崎市教育長 小田嶋 満(おだじま みつる)
  川崎市総務企画局長 白鳥 滋之(しらとり しげゆき) ほか

 MOOK本(※1)『まるごとぜんぶ川崎の本』は、川崎市制100周年を迎えた川崎市の歴史や成り立ち、そしてさらなる発展を目指し続ける現在の姿を、「食文化・グルメ」「歴史と文化財」「産業」「スポーツ・カルチャー」など全方位から取り上げられ、川崎市の魅力をまるごと一冊に詰め込まれている。

 発行元のぴあ株式会社から川崎市の市立学校校(小・中・高・特別支援学校)、図書館等に合計250冊を寄贈する申し出があり、福田紀彦川崎市長から、寄贈(目録)の受領と感謝状の贈呈を行われた。

 「街」の魅力を一冊にギュ~ッとまとめた「まるごとぜんぶ」シリーズ。東海地方を除いた首都圏に限れば、「町田」「藤沢」に続き3冊目(「立川」版も17日発売予定)。「川崎」選ばれた理由は、やはり、今年、市制100周年というのがキッカケだったそうだが、「過去に川崎駅周辺、武蔵小杉、溝口だけと細分化したグルメガイドを出した時に、すごく地元の方から好感を持っていただけている印象がありました。川崎自体がすごく地元愛の強いエリアという認識があったので、100周年を含み、こういった本が受け入れてもらえるのかな」というところで、出版に至ったという。

 表紙で目に飛び込んでくる色が「(川崎)フロンターレブルー」と赤、緑、水色の三色の「川」の字。編集長の恩村(おんむら)友梨子さんは、「川崎に取材で来させていただく機会が多かったんですけど、駅がもう全部この色!だったらやっぱり市民の方はこれ見たらもう伝わるんじゃないかっていうことで」三色「川」のカラーリングになったという。

 川崎市は2016年7月に、ブランドメッセージ「Colors,Future! いろいろって、未来。」を策定するとともに、「川」の字を、市の多様性を表すブランドメッセージの赤、緑、青色で表記している。特に、今年は市制100周年と言うことで、市のホームページを始め、ポスターや幟などで三色「川」が街中にあふれている状況だけに川崎市民にはなじみ深い。

 実は「藤沢」も「町田」も黒色で色を付けたのは「初チャレンジ」だったそうで、相当「社内で議論」したというが最後は、現場取材の肌感覚が勝ったということか。ほかにも、表紙に「色とりどりの個性とあふれる地元愛!!」というキャッチが添えられているが、これも、編集長自らが取材を通して「これだなって思った言葉」を入れたという。

 恩村編集長は「川崎の方々は、とにかく川崎愛が深い。それがすごく印象的でした。川崎は横に長く、街(七区)によって特色が違うので、そこは取材していて面白かったですね。特色、カラー、性格は違うけど、その根底にあるのが地元が好き、川崎が好きという川崎愛が強い人が多く、取材にも協力的に応じてもらえた」と振り返る。

 恩村編集長も取材を通して「住みたくなりました」なんて嬉しいことも言っていたが、川崎を表す表紙の写真の数々や言葉のチョイス、「川」の三色のこだわりなど、どっぷりと「川崎愛」「川崎の魅力のとりこ」になっているようだった。

【川崎市】『まるごとぜんぶ川崎の本』川崎市の市立学校、図書館等に合計250冊の寄贈!「自分がすごくいい街に住んでいると…」

 市長からは「発行はとてもうれしい。多くの市民、市外の方に手に取っていただければと思う。市民にとっては地域の魅力再発見につながる」と、コメントしつつ、パラパラと中をめくり、「私の知ってるお店もたくさん出てるけど、知らないお店も。本当、こんなお店があるのか。ええ、ぜひ行ってみたいなと思いました」と、相好を崩していた。

 川崎市の市立学校校(小・中・高・特別支援学校)、図書館等に合計250冊を寄贈することで、子供たちにどう読んで感じ取ってほしいか聞くと、恩村編集長は、「それこそインタビューの時に福田市長から、その政令指定都市で1番その平均年齢が若いのが川崎だっていう風に伺って、若者がこう川崎の未来をどんどん担っていくっていうようなお話を伺ったので、自分がすごくいい街に住んでいるんだっていう、川崎への知見とか愛とか、そういったものをこの本を通して少しでも知るきっかけ、気づくきっかけになってもらえたらなという思いがあります」と語った。

 『まるごとぜんぶ川崎の本』は、川崎市内の各書店や一部コンビニで10月11日(金)から定価1,000円(税別)で発売予定。

 ※1)MOOK本…雑誌と書籍の特性を合わせた出版物。雑誌(magazine)と書籍(book)から作られた造語。

 【感謝状贈呈概要】
 1.寄贈品 ぴあ株式会社発行『まるごとぜんぶ川崎の本』 250冊
  市立学校(小・中・高・特別支援学校)、図書館等へ配布、配架予定
 2.媒体概要 タイトル:まるごとぜんぶ川崎の本 発行:ぴあ株式会社
  発売:2024年10月11日 定価:1,000円(税別)

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