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【ロンドン五輪】男子200M平泳ぎ北島康介4位!「諒が(銅)メダル獲ったので悔いない」

 ロンドンオリンピック大会第6日目の8月1日、競泳で男子200メートル平泳ぎの決勝が行われ、金メダル3連覇を狙う北島康介(=コカ・コーラ、29)と立石諒(=NECグリーン、23)が登場。北島は4位とメダルを逃したが、立石が初めてのオリンピックで3位に入って、銅メダルを獲得した。

 1コースに立石、2コースに北島と日本勢が並ぶ状況。スタートから飛ばす北島は、世界記録を上回るペースで100メートルまでトップでレースを引っ張る。立石は、5番手につける。150メートルのターンで北島は2位に落ち、立石は4位に順位を上げる。

 最後の5メートルで、世界記録ペースを保って、ジュルタ・ダニエル(ハンガリー)が頭一つリード。北島、立石と開催国イギリスのマイケル・ジェームソンの3人が、残り2つのメダルを争いデッドヒートを繰り広げるが、フィニッシュ直前に北島が2人に抜かれ、4位でフィニッシュ。立石が3位に入った。

 北島は、順位を確認すると、隣のレーンの立石の背中を叩いて祝福。顔にもすがすがしい満足感が漂っていた。

 レースを終えた北島選手のコメント。
 (メダルに)届かなかったのは悔しいですけど、諒が獲ってくれたので悔いはないです。(スタートから世界記録を上回るペースでしたが?)はい。それがボクにできる精いっぱいだと思ったし、ずっとそうやって自分のレースをしてきたので、悔いはないです。(3連覇なりませんでしたが)3連覇というより、この4年間は自分に対しての挑戦だった。たくさんの人に応援していただいたし、サポートしてくれたたくさんの人に感謝したい。(まだ、400mメドレーリレーがありますが、)最後までチームに貢献して、メダル取れるように力一杯、自分の力を出したい。

 インタビュー終了後に、次のインタビューを待っていた後輩の立石のお尻をポンと叩いて祝福した。

 その立石のインタビュー。
 (ずっと背中を見てきた北島選手をかわして銅メダルですが?)諦めないで努力してきてよかったなぁと思っています。前半みんなに抜かされるのは分かっていたんで、後半に全力出そうと。(世界記録ですが)やばいですね。みなさん金メダルを期待されていたと思うんですけど、これが僕の今の実力なので…。

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