NO IMAGE

【ロンドン五輪】レスリング女子フリー72キロ級!浜口京子、初戦敗退!敗者復活も絶たれる

 ロンドンオリンピック第14日目の9日、レスリングは女子フリー72キロ級が行われ、オリンピック2大会連続銅メダルで、今大会後に引退を示唆している浜口京子(=ジャパンビバレッジ、34)が登場。まさかの初戦敗退となり、対戦相手も準々決勝で敗れたため、敗者復活戦の道も絶たれ、ここで今大会の浜口の戦いは終了した。

 1回戦 浜口京子 ×(1‐5、1‐1、延長0‐3)○ グゼル・マニュロワ(カザフスタン)

 第1ピリオド、やや動きが鈍く、姿勢も高い浜口。探りあいから、開始30秒、相手がタックルで飛び込み1ポイント。そのままローリングされて2ポイント取られる。50秒、焦る浜口が不用意にタックルに行くところを、カウンターで返されて1ポイント追加される。厳しくなった浜口は、1分30秒、相手のバックをとって1ポイント返すが、そこから、ローリングに行こうとするところ、返されて1ポイント取られる。1‐5で奪われる。

 第2ピリオド、後がなくなった浜口は、1分15秒、浜口がタックルにいったところ、また切り返されて1ポイント取られる。さらに苦しくなった浜口だったが、1分45秒、相手のバックをとって1ポイント取り返す。1‐1の同点となったが、最後にポイントを取ったのが浜口だったので、浜口がこのピリオドを取り、1‐1に追いつく。

 勝負の第3ピリオド、体力に自信がない相手は、浜口の指をつかんで、タックルを嫌がる。この争いから2分間では決着つかず。延長戦へ。ボールをピックアップして、「赤」か「青」のボールが出たほうが、有利な体勢から始められる30秒の延長戦。

 相手が引いたボールは「青」。相手がスタンディングで、浜口が相手の足をとったタックルの体勢からスタート。浜口は、片足を取って持ち上げ、押し倒そうと場外に向けて突き進むが、相手に返される。浜口も切り返してバックを取る。両者が勝ったと思って手を上げる。

 相手に3ポイントと浜口に3ポイントと、レフェリーとオフィシャルで判定が分かれたため協議。協議の結果、相手の3ポイントが認められる。日本側が「チャレンジ」を要求するも、ポイント変わらず、浜口敗れる。

広告