最先端技術「WKI611AA1」で市場投入を加速:経済機器向け無線LAN/Bluetoothコンボモジュールの新たな可能性

WKI611AA1が、Wi-Fi 6、Bluetoothをサポートし、アンテナを内蔵、各種認証を取得済みの無線LAN/Bluetoothコンボモジュールとして開発されました。

概要

製品名:WKI611AA1製品型番:無線LAN/Bluetoothコンボモジュール主な対象:スマートビルディング機器、物流端末、監視カメラ、白物家電などの産業用IoT機器やホームオートメーション機器特長:Wi-Fi 6、Bluetoothをサポート、アンテナ内蔵、各種認証取得済み量産開始予定:2025年5月詳細URL:https://www.kagafei.com/jp/

IoT市場向けのニーズに応える

近年、IoT市場の多様化に伴い、さまざまな機器や場所に組み込むことができ、かつ低消費電力で、さまざまな規格に対応する無線モジュールのニーズが高まっています。それに伴って、無線LANの規格が複雑化し、各国の電波法への適合など認証取得にかかる費用や工数が増えるための課題がありました。それに対し、WKI611AA1はアンテナを内蔵し、各種認証を取得済みであるため、設計工数を削減し、製品の快適な発売を実現します。

WKI611AA1の特長

1. NXP製チップをモジュール化したことで、Wi-Fi 6に対応し、2.4GHz帯に加え5GHz帯での通信も可能となります。これにより、既存モデルよりも高スループット、優れたネットワーク効率、低レイテンシ、広い通信範囲を実現します。2. ホストインターフェースは、無線LANにはSDIO 3.0、BluetoothにはUARTを採用し低消費電力を実現しています。また、ディープスリープ低消費電力モードをサポートする効率的なパワーマネジメントシステムを搭載しているため、長時間の動作が求められるアプリケーションに最適です。3. WKI611AA1には、広帯域・高効率の内蔵アンテナが搭載されているため、アンテナ設計が不必要です。さらに、Bluetooth SIG認証、日本電波法、FCC(米国)、ISED(カナダ)の電波法認証を取得済みで、認証にかかる費用や工数を削減することができます。

まとめ

「WKI611AA1」は、市場から求められるニーズに対応するという立場から、2024年12月の評価ボード、サンプルモジュールの提供から2025年5月の量産開始を予定しており、さらなる市場需要への対応を進めています。対応するアプリケーションが広範に及ぶ一方で、開発期間や費用を削減できることから、多様化する需要に応じた製品開発を促進する力強い一石となることでしょう。関連リンク:https://www.kagafei.com/jp/

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