女優・安達祐実（33）、歌手シシド・カフカ（30）、河北麻友子（23）が1日、都内で『Beauty Week Award 2015』授賞式に登壇した。
1979年に発足したNPO法人の全国美容振興協議会が毎年9月4日の“くしの日”を中心とした1週間を『Beauty Week』と位置づけ、美容関係者がくしを大切に扱い、美容業界への認識を高めてもらうことを目的で今年は9月1～8日までとなる。本賞は2004年よりスタートしており、かつては堀北真希、檀れい、広末涼子、ローラなどその年に輝く女性の中でも特にスタイリッシュかつ美しいヘアスタイルを持つ人に贈られている。安達はショートヘア部門を、シシドはニューヘアスタイル部門を、河北はロングヘア部門＆ウェーブスタイル賞部門での受賞となる。
それぞれ、個性を感じさせる華麗なドレス姿で登場。「この9月で活動を始めて、3年になるんです。この髪型で続けてきて、やっとこの髪型が浸透してきたんだって。トロフィーをもらうのが初めてで感慨深いです」（シシド）、「このような素敵な華やかな賞を頂き光栄に思っています。普段は役柄に合わせた髪型をしていることが多いですが、ヘアスタイルは自己表現の1つだと思っています。賞をもらったのを機に、これからもいろいろなヘアスタイルを楽しんでいければ」（安達）、「こういった賞を頂けて光栄に思います。11歳の時からロングヘアー一筋なので嬉しく思います。仕事のときもウェービーヘアが多いですけどそれが評価されて嬉しく思います」と、あいさつした。
髪型へシシドは、前髪のラインにとくにこだわりがあるそうで、「2週間に1回切りますが、良いカーブがあるんです。ドラム・ボーカルですと髪の揺れもパフォーマンスの1つで、どれだけキレイに揺れるかということも考えてます」と、ライブパフォーマンスにも関係があるのだとか。
安達は本日ショート・ボブについて話すこととなり「いつもは眉毛の上くらいで切ってもらっているんですが、髪が伸びてきたのでちょっと大人っぽく風を感じ入るような仕上がりにして頂きました」とのこと。ちなみに、19歳のときにもボブにしたことがあるそうだが、「しっくり来なくって伸ばし始めたんですが、その時の自分の精神とか状況とかが反映されるものだなと思うんです」と、いまの状況などに合ってきたそうで「心持ちが変わったんだと思います。失恋とかそういうのではなく、女性らしさにこだわらなくてもいいのかなって」と、その生活の充実ぶりを見せていた。
終了後の囲み会見では、安達は「まさか自分が、ビューティー系の賞を頂けるなんて」と驚きがあったのだとか。失恋で髪の毛を切ったことはあるかと尋ねると、「失恋では1度もないですね」と、笑みを見せつつ、ショートの髪型での生活へ、「単純に楽だというのがありますよね。すぐ乾きますし、手入れがしやすいというもあると思うんです。でもときどき、伸ばしてみたいというのはあります。許されるなら金髪もやってみたい」と、別の髪型も恋しくなるよう。
ちなみに、昨年11月13日に再婚した写真家の桑島智輝氏からは本賞へ「よかったね」と祝福してくれているそうで、愛娘からは、「『ママと同じ髪型がいい』と言ってるのでいまはおかっぱみたいな感じです。『ママと一緒がいい』って言ってくれるので、しばらく髪型はそのままかな」と、ほのぼのとしたやりとりもあった。
さらにシシドへ、髪型に命名するならという質問も飛んだが、カリメロと言われることや報道陣からはヘルメットとの声が飛んだが、記者が「カフカヘアの方がいいのでは？」と案を出し、気に入ったシシドは「それいいですね！」と、即採用していた。
ほかにも、シシドが「頭痛がしてきたら切るようにしてます」というと、河北に「どのタイミングで切る？」と問いかけると、「長すぎるなぁと思ったら」と、アバウトな返答で、報道陣を沸かせていた。
安達からは、「ヘアスタイルを替えたりすると自分の気持ちが変わったり、それだけで前向きになれたりするので、自分に合ったケアをしつつ、自分に合ったヘアスタイルやカラーをしてもらえたら」と、呼びかけていた。
