プロゴルファー・上田桃子選手（28）が2日、東京・ホテルニューオータニで株式会社かんぽ生命保険との所属契約締結式に出席した。
上田選手はゴルフウエア姿で現れ、「いますごく緊張しています（苦笑）」と、表情は硬かったが「かんぽ生命の一員として一生懸命、一緒に頑張っていけることを光栄に思っていますし、その重みをしっかり感じてこの1年間を戦っていきたいと思います」と、抱負と合わせてスピーチし、同社の石井雅実社長から『夢』としたためられた書を贈呈された。
契約については、「いままでフリーで何年間もやってきたので、自分の中では、背負うことへの重みと同時に、自分自身も今年1年にワクワクした気持ちは今週からのシーズン開幕を直前にしてすごく強いです。この1年間モチベーションを高くプレイするためにも、かんぽ生命さんと一緒に頑張れるということは心強いです」と、気持ちを。
さらに、「毎週毎週優勝できるチャンスがあるので、目の前の試合に優勝することを目標に頑張りたいと思っていますし、日本に戻ってきて2年ですけど、もう一度上を目指して頑張りたい」と、静かに闘志を燃やすと、石井社長は、「心身ともに健康でシーズン通して活躍してほしい」と、期待を込めた。
そんな上田選手は6年ぶりに日本でオフを過ごし、「技術的な部分も底上げができてきたという実感もあるし、精神的にも落ち着いてきた。日々の充実が結果につながってくれるといいなと。あとはやってみないと分からないですけど、健康一番で自分のゴルフがしっかりできれば」と、態勢は万全に整えているよう。
ファンへのコメントを求めると、「泥臭く、諦めずに、できるだけ多くの優勝を目指していきたい」と、前を向いていた。
イベントでは、ほかにも夢を掲げてパターにチャレンジする企画「夢のパターチャレンジ」が行われ、「賞金女王再び！！」という目標を掲げながら、見事カップインさせていた。
