日本のプロ野球『読売巨人軍』やアメリカ大リーグ『ニューヨークヤンキース』などで活躍した元プロ野球選手・松井秀喜氏（40）が13日、都内で行われた大手オートバイ買取専門店『バイク王』（株式会社バイク王＆カンパニー）新プロジェクト及び新TVCMの記者発表会に登場した。
ニューヨークで撮影したCMを会場で初めて見た松井氏は、「スタッフの皆さんの努力のおかげで、実物よりかっこよく撮っていただきました」と、満足そうにニンマリ。エピソードとして、「まだ太陽が出ていないときに家を出たのは、いつ以来だったかな」と、早朝からの撮影が大変だったそうで、「朝は苦手です」と、“寝坊ネタ”で会場の笑いもとる。
CM内では、カッコよくバイクに寄り添っていたが、免許は持っていないそうで、「チャンスがあれば乗ってみたいと思います。まずは免許をとることですね」と話す。MCから、「もしバイクに乗るとしたら、どのあたり？」と問われると、「マンハッタンはブレーキばかりだと思いますので、ハドソン川沿いの高速などが走りやすいでしょうね」と、ニューヨークの“風を感じる”場所をチョイス。
イベントでは、新年ということで書初めに挑戦。「新」という漢字を書き上げ、「これから新しいことにチャレンジして、自分自身の新たなスタートを切らなきゃいけない。具体的にはまだ決まっていないので見つけないと」と、笑顔で誓いを立てていた。
イベント終了後の囲み取材では、松井氏の母校である星稜高校（石川県代表）が、12日に行われた「第93回全国高校サッカー選手権大会」決勝戦で、前橋育英高校（群馬県代表）と対戦し、延長戦の末に4－2で勝利。見事に大会初優勝を飾ったことについて、「おめでとうございます」と、報道陣から祝福される。
松井氏は、「テレビで途中からですけど、見ていました」と、試合を観戦していたそうで、「石川県の皆さんもそうですし、星稜高校を応援してくださる沢山の皆さんに最高の結果を出して頂いて、本当に卒業生の一人として嬉しかったです。本当におめでとうございます」と、後輩たちの活躍を率直に喜んだ。
また、女性リポーターが、「背番号に『55』がある姿も見てみたい」と、巨人復帰についてツッコむ質問をすると、「誰かに聞けっていわれたんですか？」と、苦笑いを浮かべる。それでも、「私、巨人ファンなんです」と、ツッコむ女性リポーターに、「しつこいですねぇ…それは誰にもわからない。なるかもしれないし、ないかもしれない」と、苦笑いを浮かべながら明言を避けた。
同社が、ライダーの「バイクライフの生涯パートナー」となるべく、「より良いバイク社会にするために必要な5つの提案と取り組み」と「バイク王が取り組む5つの社内活動」を実施していく新プロジェクト「バイクライフパートナー55（ゴーゴー）プロジェクト」を発足させた。プロジェクト名は、アドバイザーとしてサポートする松井氏の現役時代の背番号「55」にちなんで名付けられている。
新CMは、1月16日（金）より全国で放映される予定となっている。
