29日、東京・渋谷のNHK放送センターでスタートした「第65回紅白歌合戦」のリハーサル初日。午後の部では、ももいろクローバーZ、HKT48ら若手がフレッシュなパフォーマンスを披露した一方で、和田アキ子(64)、徳永英明(53)、松田聖子(52)らベテランがソウルフルな美声で報道陣を愉しませた。
今年も大活躍だったももクロは、歌にダンスに全力投球で「My Dear Fellow Mononofu Japan」を熱唱。ももクロらしい恒例のTシャツの文字も泣かせる。坂本冬美が歌う「男の火祭り」にも応援に駆けつけるが、自身たちのパフォーマンスと同様、全力で坂本を盛り上げた。続けて、アッコが「古い日記〜2014紅白スペシャル」で「あの頃は〜♪」と魂のこもった迫力の声で場内を盛り上げれば、徳永はフィギュアスケート・羽生結弦選手の映像をバックに「花は咲く」をしっとりと歌い上げた。
一方、グループ単独としては紅白初出場で、大晦日の本番はトップバッターの大役を務めるHKT48は、田島芽瑠(14・チームH)と朝長美桜(16・チームKIV)がWセンターを務める「メロンジュース」を元気いっぱいに披露。若手に負けじと、今年、18回目の出場にして、初の大トリを務める松田は、あいも変わらぬキュートな聖子ちゃん(!?)姿でステージ上に登場。1996年にミリオンヒットを放った「あなたに逢いたくて〜Missing You〜」を、かわいさのなかにコブシをきかせたソウルフルな美声で歌い上げていた。