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佐々木蔵之介 小柳友から“告白”なしのキスにビクン!目に涙の熱演

佐々木蔵之介 小柳友から“告白”なしのキスにビクン!目に涙の熱演
小柳友(左)と佐々木蔵之介のキスシーンもある舞台に

 俳優・佐々木蔵之介(45)、岡本健一(44)、小柳友(24)、奥田達士(44)、篠井英介(54)が8日、東京・渋谷のパルコ劇場で舞台『非常の人 何ぞ非常に~奇譚 平賀源内と杉田玄白~』(演出:マキノノゾミ)ゲネプロを開催した。

 平賀源内(佐々木)の陽気な性格の後ろにある破滅的な性格を、『解体新書』を訳した生涯の友で蘭学者・杉田玄白(岡本)を通じて鮮やかに描き出す俳優5人による時代劇舞台。誰に対しても心を閉ざしている衆道の茶屋の陰間・菊千代(小柳)と2人が出会ったことから、その生涯に影響を及ぼしていくというもの。

 同日から初日を迎えるが、佐々木は「来ましたね。稽古したんでこれからさらに熱い夏を駆け抜けていきます!」と、気合十分ながら、「土用の丑の日はうなぎ食ってください!」と、平賀源内が提唱したという宣伝文句を入れて語るなどベテランならではの余裕も見せる。

佐々木蔵之介 小柳友から“告白”なしのキスにビクン!目に涙の熱演
その瞳には涙がにじんだ

 源内について、佐々木は「僕みたいな凡人がやるのは大変です。けれども、こんな役をやらせて頂けるというのは役者冥利に尽きますね」とのこと。実際に、舞台上では源内のひょうきんな部分から天才ゆえの孤独がなす動きや表情までさまざまに魅せ、ラストシーンでは目に涙を浮かべるほどの熱演を見せるほど。ただし、男5人の芝居のため、「野郎ばっかりで熱苦しいです」と、おどけることも。

 そんななか、見た目からして気合の入っているのが岡本。本公演のために劇場入り2日前に丸坊主にしたという姿で玄白を演じているが、報道陣が「本当に岡本さんですよね?」と、尋ねると、岡本は「いや、杉田玄白です」と、手を合わせることに。

 岡本がここまで気合を入れている理由について、「(玄白が)偉大な人ですし、(演出の)マキノさんが本当に命をかけて書いてくれて代表作だと言っていまして。僕らは台本を読むたびに、気合が入って、偉人で日本の社会の流れを変えたりとかという人たちだから。彼らの生き様を知ると、ちゃんと本気でやらないと、火炎の中に身を投げ打つ気持ちでみんな挑んでますよね」と、劇中のセリフと自身の思いを重ねる。

 それだけに、“くらちゃん”“けんちゃん”と呼び合う佐々木との芝居を岡本は「僕らは源内と玄白を演じるためにうまれてきたんじゃないかなという気もしないでもないですね」と、力を入れることに。

 これまではクールな役どころが多い岡本だが、、本作ではハイテンションに語るシーンも多数見られ、「『解体新書』という命がけで人に伝えたいという思いの方が強いと、テンションが上がってくるんでしょうね。でも、実際の玄白はすごかったかもしれません」と、熱い胸の内を語っていた。

 一方、小柳はベテラン4人に囲まれての中の演技なため、「僕の実力というか、難しいいい役をやらせていただいているので、必死に食らいついていけたら」と、表情も硬い。

 ただし、劇中で源内とキスをすることになる菊千代演じるため、その話題になった際は、「(稽古でも)毎日しました。1回だけ毎日しています」と、なぜかテレる小柳。そこに佐々木は「けいこのときにされて僕もドキッとしました。何も告白をしないでやってきたんで、ちょっとテレました。ビクンとなりました」と、何やら妖しげな雰囲気に。

 さらに、小柳は「少し(佐々木の)唇が柔らかかった。触れているだけなので味わっていないですけど。今後慣れてきたら味わっていこうかな」と、暴露し佐々木も「俺もそう思ったけどな」と、苦笑い。そんな艶のある話題となったが、小柳は「時々、ぼそっと言うこともカッコよくて、いろいろアドバイスをされて惚れております」と、先輩に敬意を払っていた。

 最後に佐々木が「観に来てちょんまげ!」と、冗談っぽくPRした、パルコ劇場40周年記念公演『非常の人 何ぞ非常に~奇譚 平賀源内と杉田玄白~』は8日~28日まで同所、31日はキャナルシティ劇場、8月9日は岡山市民会館、8月11日は石川県小松劇場うらら、8月14日は柏崎市文化会館アルフォーレ、8月16~18日まで大阪・森ノ宮ピロティホールにて全国6ヶ所で上演!

佐々木蔵之介 小柳友から“告白”なしのキスにビクン!目に涙の熱演

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佐々木蔵之介
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小柳友
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