アイドルグループ『SKE48』の“れな”松井玲奈（22、乃木坂46兼任）と俳優・遠藤憲一（52）主演のロードムービー『gift』（監督：宮岡太郎／配給：メディアミックス・ジャパン）が、きょう12日から全国9館の劇場での公開となる。
本作は愛知県限定公開の7館スタート（参照記事：松井玲奈 角材で俳優を思い切り“殴る”！初主演作で遠藤憲一から「天才」と賞賛）ながら、公開初週には＜ミニシアターランキング＞（公開館数30館以下の作品が対象）で、5位にランクインするなど好評で、多くのリクエストを受けて全国公開が決まった（参照記事：松井玲奈 角材で俳優を思い切り“殴る”！初主演作で遠藤憲一から「天才」と賞賛）という経緯がある。
孤独な心を抱えた2人の男女が偶然出会い、かけがえの無い人に特別な“gift”を届けるロードムービー。荒んだ目をした2人が、他人と心を通わせる事で生き方を見つめ直し、徐々に変わっていく姿が感動を呼んでいる。また、松井は劇中で従来のイメージとは全く異なるホストに騙され300万円の借金を抱えて孤独で排他的に生きるキャバ嬢・沙織を演じていることでも話題となっている。
全国劇場用となっている予告編では、遠藤の「お前の100時間100万円で買う。東京にいる娘にプレゼントを届けに行くんだ」のセリフからスタート。プレゼントらしきものを見つめる遠藤や、作業着姿でどこか寂しげな目をする松井の表情の演技。さらには、「どんだけ偉いんだか知んないけどね、そんなんだからカネ目当ての人間しかやってこないんだよ！」と、人の心をえぐるようなセリフも流れる。
続けて、ブランコに2人座りながら、「何も問題ない、身寄りもないし、困る奴もいない」と、孤独さの演技を見せる遠藤。終盤には、松井演じる沙織が「あんたたちさえいなかったら、もっと幸せになれたんだよ！」「ドロボウ女に100万払って何を運ばせるつもりだったのか、ちゃんと説明してみろよ！」など感情を爆発させ、『SKE48』の松井のイメージとはまた違った一面を伺わせる熱演をせるなどしている。
映画『gift』はシネマート新宿ほかにて、12日より公開中！
■公開劇場
・中川コロナシネマワールド
・シネマート新宿
・シネマート心斎橋
・中川コロナシネマワールド
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・小田原コロナシネマワールド
・大垣コロナシネマワールド
・福山コロナシネマワールド
・小倉コロナシネマワールド
・金沢コロナシネマワールド
・テアトル石和（19日より）
