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松井玲奈 角材で俳優を思い切り“殴る”!初主演作で遠藤憲一から「天才」と賞賛

松井玲奈 角材で俳優を思い切り“殴る”!初主演作で遠藤憲一から「天才」と賞賛
松井玲奈らが出演作の初日舞台あいさつを開催!

 アイドルグループ『AKB48』の姉妹グループで名古屋・栄を拠点に活動している『SKE48』の“れな”松井玲奈(22、乃木坂46兼任)が14日、愛知・名古屋市の中川コロナシネマワールドで主演作映画『gift』(監督:宮岡太郎/配給:メディアミックス・ジャパン)初日舞台あいさつに俳優・遠藤憲一(52)、宮岡監督とともに登壇した。

 偏屈さが災いし、周囲に疎まれている会社会長・篠崎善三(遠藤)と、ホストに騙され300万円の借金を抱えて孤独で排他的に生きるキャバ嬢・山根沙織(松井)がひょんなことから出会い東京を目指すという感動のロードムービー。公開初日の14日は、愛知県内の劇場を4館で合計6回舞台あいさつを行うなど精力的な姿を見せた。

 映画『gift』の“聖地”である中川コロナシネマワールドでのあいさつだけあって、劇中のキーアイテムでもある青い箱を持った観客が駆けつけることとなり、観客による携帯カメラでのフォトセッションが行われるなど和気あいあいな雰囲気が漂う。

 松井は、「初めての出演で、主演をさせて頂けるということで嬉しかったんですが、遠藤さんと共演させて頂けることが嬉しかったです。そんな2人の息があっています」と言いつつも、ちょっと自信がなかったのか、「遠藤さん息あってるでいいですよね?」と問いかけ、遠藤は「あってるでいいと思うよ」と、笑みを見せることに。

松井玲奈 角材で俳優を思い切り“殴る”!初主演作で遠藤憲一から「天才」と賞賛
 

 そんな会話が繰り広げられるほど、2人は仲良くなったようだが、松井は「劇中で感情を思いっきり出すシーンがあるんですが、隅っこで気持ちを作っていたら、遠藤さんが近づいてきてくださって、『全部だしな』と一言だけ言って去っていって、その姿が男前で、何か感動して涙がでちゃいました」と、勇気づけられたエピソードを披露することも。

 すると、遠藤は、「この映画では素の松井さんを観ることができます。劇中で、松井さんから『おっさん!』と呼ばれるシーンがあるのですが、すっごい良い演技だったんで、カットが掛かったら思わず、『松井さん、これが素でしょ?』ってツッコんじゃいました」と、明かすと、松井はこれには「違いますよ」と、否定し笑いを誘うことに。それでも、遠藤は松井の実力を認めているようで、「松井さんは天才だね!若い俳優さんとお仕事をさせて頂く事が多いんですが、心の中にあるものをポン!と出せるというのが素晴らしいです。今後、どんどん女優さんをやっていかれて大女優さんになると思います」と、エールを送ることとなった。

 ファンからの質問で、タイトルの『gift』にちなんで何か贈り物はあるかと問われると、松井は、「撮影は冬だったんですが、雪が降ったり雨が降ったりでした。監督がいつも薄着で、薄手のジャケットにマフラーくらいで。監督が風邪をひいたら大変なので、ダウンジャケットを贈りたいなと撮影中は思ってました」と、思いやりあふれるコメントが。

 さらに、『gift』には才能という意味もあるが、欲しい才能へ、松井は「私、運動ができないので…、運動能力が欲しいです」と願い場内は大爆笑させつつ、「でも、劇中で角材で殴るシーンがあったんですが、あそこは思いっきり振って、綺麗にできたんでよかったです」と、自画自賛。

 しかし、宮岡監督によると、「あのシーンは、実際には殴らないでカメラアングルで殴っている様に撮るシーンだったんですが、松井さん、本当に当てちゃったんですよね(笑)。俳優さん痛がってましたね(笑)」と、裏話を暴露すると、またも場内が沸いていた。

 ほかにも、自分の出演作を観ての感想を求めれた松井は、「自分の映像を観る事で勉強しています。劇中で私が演じる役が、人を刺してしまうシーンがあるのですが、あそこはもっと直情的な感じを出していってもよかったかなー!とか思います。もっともっと突き詰められたと思うんですよね」と、ストイックに反省する様子を見せていた。

 最後に松井から、「最初は荒んだ目をしている2人が、一緒に旅をすることで段々と目が変わっていく。その心情の変化などごらん頂けたら嬉しいです。この作品が全国に広がっていく事を楽しみにしています。そしてみなさんの感想を読ませていただく事も楽しみにしています。よろしくお願い致します」と、アピールしていた。

 映画『gift』はシネマコロナワールド系ほかにて公開中!

松井玲奈 角材で俳優を思い切り“殴る”!初主演作で遠藤憲一から「天才」と賞賛

松井玲奈 角材で俳優を思い切り“殴る”!初主演作で遠藤憲一から「天才」と賞賛

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