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【アカデミー賞】[新人賞]綾野剛、男性にしか興味がない青年役から不倫相手との三角関係まで

【アカデミー賞】[新人賞]綾野剛、男性にしか興味がない青年役から不倫相手との三角関係まで
新人俳優賞を受賞した綾野剛

 俳優・綾野剛(32)が3月7日、東京・グランドプリンスホテル新高輪内で『第37回 日本アカデミー賞』授賞式に『横道世之介』(監督:沖田修一/配給:ショウゲート)と『夏の終り』(監督:熊切和嘉/配給:クロックワークス)で、新人俳優賞を受賞して登壇した。

 『横道世之介』(監督:沖田修一/配給:ショウゲート)は、吉田修一による青春小説の映画化。1980年代を舞台に、大学進学のために長崎から上京したお人好しの青年・横道世之介や、その恋人で社長令嬢の与謝野祥子ら、彼を取り巻く人々の日常と、その後を描く。

 主人公・世之介の同級生で、男性にしか興味がない青年役。2人の間のほのぼのとした空気感が作品を盛り立てた。

 『夏の終り』(監督:熊切和嘉/配給:クロックワークス)は、尼僧で作家としても活躍する瀬戸内寂聴が自身の体験を基につづった小説の映画化。妻子がいながら不倫関係を続ける年上の男性作家と昔、夫や子供を捨て駆け落ちした年下の男性との復活愛という三角関係の間で揺れ動く、女性の苦悩を描いた。

 不倫相手との三角関係に苦しむ年下の男の心情を繊細に演じ、観客を魅了した。

 綾野は、「こんな華やかな場所は自分には場違いなような気がしていますが、『横道世之介』という作品と『夏の終り』がこういう形で愛されたんだなとおもうと、大変光栄に思っております」と、謝意を。

 

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