3月30日に千葉・幕張メッセで開催された『アニメコンテンツエキスポ 2013』内ステージにて4月より放送開始のテレビアニメ『革命機ヴァルヴレイヴ』番組放送前・キックオフステージが開かれ、時縞ハルト役・逢坂良太、エルエルフ役・木村良平、指南ショーコ役・瀬戸麻沙美、流木野サキ役・戸松遥、犬塚キューマ役・小野友樹、櫻井アイナ役・茅野愛衣、アキラ役・悠木碧が登場した。
真歴71年。宇宙都市“ダイソンスフィア”の開発により人類の総人口の7割が宇宙で暮らす時代。世界は軍事同盟から発展したドルシア軍事盟約連邦と、貿易協定を拡大させた環大西洋合衆国、通称“ARUS(アルス)”との2つの勢力に分かれていた。そんな2大勢力の間で中立をうたう小国・ジオールは、経済的繁栄し手に入れ、平和を保っていた。ジオールのスフィア内で暮らす高校生のハルトは平穏な日々を過ごしていたがドルシア軍の侵攻により一変することとなり…。
司会を務めたニッポン放送・吉田尚記アナウンサーからの「きょう来られたお客さん達はとてもラッキーだと思います。豪華すぎて、新歌舞伎座オープンのお練り並みです」と、何やら含みのあるコメントからスタートしたイベント。
本作は普段アニメの現場でよく行われるアフレコ方式ではなくセリフを先行して収録し、絵を作っていくプレスコ方式で作られている。このことに小野友樹は、「普段は絵のあるところでお芝居させていただくのですが、絵がないということで、自分たちの間を大事にしながらお芝居をするので、普段とは違った楽しみ方ができています」といい、過去にプレスコ方式を体験している戸松も、「自分の思った通りの間と空気感で、その場のお芝居ができるので、やりがいがあります」と、口にした。
そしてステージでは、『ドルシア軍』側の追加キャストの発表とともに、アードライ役・福山潤、ハーノイン役・宮野真守、イクスアイン役・細谷佳正、クーフィア役・梶裕貴、カイン役・小野大輔がサプライズ登場し、ファンは拍手と歓声で出迎えた。
今回で2回目となる本作のイベントだが、木村はこの追加キャストの並びについて、「前回のときこのメンバーについて触れられなかったのが、何よりもつらかった。ドルシア軍サイドのキャストはおもしろいんですよ!」と、振り返った。
ドルシア軍に侵攻される側として、キャストの並びを見た逢坂は、「気圧されてます。ちょっと無意識にヘコヘコしちゃう感じですね」と、プレッシャーを感じていたが、アフレコ現場について、悠木は、「キャストのみなさんがオールスターすぎて、毎回イベントを見てるみたいな感じです。みんなトークもおもしろくて、すごく幸せです」と、ほほ笑んでいた。
しかし、サプライズはそれだけではなかった。オープニング曲『Preserved Roses』を歌うT.M.Revolution 西川貴教と水樹奈々が登壇。最新PVの中で、二人によるコラボレーション曲『Preserved Roses』の冒頭部分が流れると場内は熱狂的な歓声で沸きに沸くことに。
そんな2人のコラボに逢坂は「めちゃめちゃ嬉しかったです。ワクワクしてました」と、胸を膨らませるなか、『Preserved Roses』について、西川は、「全く新しい楽曲を作り、誰と一緒にやるかと考える中で、水樹さんしか思い浮かばなかった。2人がやるとなると、ただ優しいものだけではなくて、力強く、引っ張られるものがよかった。この2人でしかできないものができた」というと、水樹は「光栄です」と、笑みを見せた。
一方、水樹は西川とのコラボを、「ビックリしました。まさか、こんなことが起こるんだろうかと…。いろんなテレビ番組などでご一緒させていただいてはいましたが、レコーディングのときは鳥肌が立ちました」と、感動したエピソードを明かした。
最後は本日出演の14人のキャストが一斉にステージに上がり、圧巻の様相を呈しつつ、逢坂が「最高のキャスト、最高のスタッフ、最高の主題歌ですべてが最高になっております。素晴らしい作品になっておりますので、楽しみにして頂ければ」と、ステージを締めくくって閉幕となった。
アニメ『革命機ヴァルヴレイヴ』は4月11日より MBS系・TBS系“アニメイズム”にて放送スタート!