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元宝塚・大和悠河、舞台『細雪』初出演「着物も洋服も両方着られて嬉しい」

元宝塚・大和悠河、舞台『細雪』初出演「着物も洋服も両方着られて嬉しい」
明治座6月公演『細雪』

 1日、東京・明治座で明治座6月公演『細雪(ささめゆき)』初日舞台公演が行われ劇中で4姉妹を演じる女優の高橋恵子(59)、賀来千香子(52)、水野真紀(44)、大和悠河(36)が上演後に囲み会見を行った。

 谷崎潤一郎原作の『細雪』は1930年代の大阪と神戸を舞台に激動の時代に生きた4姉妹を描いたことで知られ、1400回以上上演される名作として名高い作品。今回は元宝塚歌劇団 宙組 男役トップスターとして活躍した大和が活発で近代的な四女・妙子役として初出演する。

元宝塚・大和悠河、舞台『細雪』初出演「着物も洋服も両方着られて嬉しい」
明治座6月公演『細雪』

 長女・鶴子を演じる高橋は「何度演じさせていただいても初日は緊張いたします。とてもいい初日でした」と微笑んだ。高橋と賀来、水野は4年前にも出演しているが、水野は「明治座では初めて。やっぱり演じれられてよかったなと改めて思いました。桜がふわーっと降りてくるあの瞬間はこの仕事をやってて良かったと思いました」と話した。

 『細雪』も、明治座での公演も初めての大和は「お客様がとっても温かく、『細雪』を待っていてくださっているのが伝わってきて感動いたしました。すごく温かく迎えてくださって幸せ」とにっこり。「初日が近づいてくるたびにドキドキ。『細雪』って素晴らしい作品なんだな、そこに出させていただいて本当に幸せ」と語った。

 美しい和の装いが見所のひとつである同作だが高橋は「ものが本当にいいものなんですよ」と絶賛。賀来も「私たちも“かわいい〜”って時々見とれます」と語った。大和も「私は途中は洋服なので、着物を着たり、白塗りをしたり洋服を着たり。衣装替えをしながらメイクも。忙しいんですけど、両方着られるので嬉しいです」と声を弾ませた。最後に高橋は「久々の『細雪』。日本人に生まれて良かったなという作品。心豊かな時間を過ごしていただきたいなと思います」と呼びかけた。

 舞台『細雪』は27日まで上演。

元宝塚・大和悠河、舞台『細雪』初出演「着物も洋服も両方着られて嬉しい」

元宝塚・大和悠河、舞台『細雪』初出演「着物も洋服も両方着られて嬉しい」

元宝塚・大和悠河、舞台『細雪』初出演「着物も洋服も両方着られて嬉しい」
高橋恵子
元宝塚・大和悠河、舞台『細雪』初出演「着物も洋服も両方着られて嬉しい」
賀来千香子
元宝塚・大和悠河、舞台『細雪』初出演「着物も洋服も両方着られて嬉しい」
水野真紀
元宝塚・大和悠河、舞台『細雪』初出演「着物も洋服も両方着られて嬉しい」
大和悠河
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