「スピードスケート男子」日本代表の“最強のツートップ”といわれる加藤条治(29=日本電産サンキョー)&長島圭一郎(31=日本電産サンキョー)が、10日に行われた「スピードスケート 男子500m・決勝」(アドレルアリーナ)に登場した。
バンクーバー五輪の500メートルで銀メダリストの長嶋選手とバンクーバー五輪の500メートルで銅メダリストの加藤選手のワン・ツー・フィニッシュなるか!
2本の合計タイムで順位を競われたが、加藤条治選手が34.96、34.77で5位。長嶋選手が34.78、34.72で6位に終わった。
オランダ勢が1位~3位までの表彰台を独占した。
競技を終えた長島選手は、「力不足。オランダとの差が開いちゃったかなと思いました。ふりかえって、いままでやってきたことと一緒です。(スタートラインに立って)気をつけること、修正することを気をつけてスタートラインに立ってました。(オランダ勢が凄いタイムを叩き出してましたが?)なんて言っていいかわからないですけど、オランダ勢に先一歩いかれてるかなぁという気持ちで見てましたけど。(3度目のオリンピックを終えて。これまでと比べて)全部一緒です。(この4年間、右のももの怪我もありましたが、)いろいろあった4年間というか、けいけんできないようなことができたので、その点でいえばいいよかったと思いますけど、結果がついてこなかったので、しかたないですけど。(いつもとおりのスタートラインに立てましたか?)いつも通りとはいかないですけど、オリンピックなので。とにかく集中してそれだけです。(最後に)悔しいです。情けないけど、申し訳ないという感じです」と、ぶっきらぼうながらも、質問にひとつひとつ答えた。
オランダ勢が場内沸かせるタイムを出しましたが、加藤選手は、「よくあることなので、気にしなかったです。(スタートライン立つ時、どんな気持ち?)スタートライン立ってしまえば、普通にいつも通りです。(気持ちのコントロールを常々おっしゃってましたけど、)わかりまん。うまくできたのかできなかったのか。結果出てないんでなんとも言えないです。(3度目のオリンピック何か違いありますか)結果出てないんでなんとも言えないです」というと、途中で切り上げるようにして去っていった。
また、及川佑選手(33=大和ハウス)が70.46(35.24、35.22)で15位。上條有司選手(27=日本電産サンキョー)が70.851(35.37、35.476)で、21位となった。