現在放送中の特撮ドラマ『烈車戦隊トッキュウジャー』でトッキュウ3号/ミオ役を演じ人気の女優・梨里杏(りりあ、20)が8日、東京のシネ・リーブル池袋で人気特撮ドラマ『牙狼<GARO>』シリーズの最新作ドラマ『絶狼<ZERO>-BLACK BLOOD-』(監督:金田龍/配給:東北新社)に主人公・涼邑零役(銀牙騎士ゼロ)の藤田玲(25)、カイン役・武子直輝、リング役セイン・カミュ(42)、金田監督とともに登壇した。
『牙狼<GARO>』シリーズの涼邑を主人公とした新シリーズで派手なVFXアクションも健在となっている作品。テレビ放送全6話で制作されているが、スクリーン版としては、TV版とは編集が少し違っている『白ノ章』、『黒ノ章』の2章立てで上演となる。
上演後に完成披露試写会(参照記事:http://japan-newslounge.com/archives/117326)のときと同じく演じたユナの衣装で現れた梨里杏。「この日を楽しみにしていました!」と、いよいよ迎えた初日に胸を弾ませる。
本作を観た感想を梨里杏は、「自分が出ているにもかかわらず、鳥肌が立っちゃって、楽しめました」と、出来に目を見張るものがあったようで、「エンディングでも『玲さん!』ってなりました(笑)」と、感想を。
オーディションでユナ役を勝ち取ったという梨里杏は、そのときのことを、「オーディションにも玲さんも直輝もいて、3人でポージングをしたり、セリフを言ったりして、この段階ですでに高まっていて、決まったと聞いたときに嬉しかったです!」と、相当に喜んでいたという。
撮影中印象に残っていることを問われると、梨里杏は「初アクションということで、一番印象的なのは零のおうちに乗り込むというシーンですかね。初登場シーンです。どのシーンも気合入っているけど、初登場でとくに気合はが入っていましたし、零と剣を合わせることができたのはすごい光栄でした」といい、藤田が、その時に現場のアドリブでのカットを提案したことへ、梨里杏は、「その場でのアドリブがすごい楽しかったですね」と、感嘆の声を上げた思い出などを語っていた。
劇場版第1弾『白ノ章』は3月8日より、劇場版第2弾『黒ノ章』は同22日よりシネ・リーブル池袋ほか全国8都市で上映!
■スタッフ・キャスト
原作・総監督:雨宮慶太
シリーズ構成・脚本:小林靖子
監督:金田龍
アクション監督:大橋明
涼邑零/銀牙騎士ゼロ:藤田玲
シルヴァ:(声)折笠愛
カイン:武子直輝
ユナ:梨里杏
バクラ:ガダルカナル・タカ
リング:セイン・カミュ
イユ:野本かりあ
クロウド:尚玄
○オープニングテーマ
JAM Project『ZERO―BLACK BLOOD―』
○エンディングテーマ
DUSTZ『S#0(シーナンバーゼロ)』
■STORY
闇あるところ光あり。人の心に邪心がある限り、魔獣はゲートをくぐり魔界より出現する。その陰我と生命を喰らうために。
今宵も魔戒騎士である涼邑零は、バクラの経営するバー・ルーポで甘めのホワイトルシアンを嗜み、パートナーである魔導具シルヴァと共に魔獣ホラーを狩り続けていた。魔獣の魔の手から人々を救う守りし者として。
そんなある日、零の前にユナと名乗る女性が現れる。彼女は、ホラー・リングを打倒すべく、零に「力を貸して欲しい」と接触してきたのだ。リングは魔獣でありながら自身が理想とするコミュニティを作り上げるため、人間たちを巻き込んで暗躍を開始していると言う。
そんなユナの言葉に耳を貸さない零。憤るユナは零に攻撃を仕掛ける。その手には、何故か女性には扱えないはずの魔戒剣が握られていた。そんな零とユナの戦いを笑みを浮かべて傍観視するカイン。
果たしてユナとカインの真の目的とは?リングが理想とするコミュニティの実態とは?全てが明らかになったとき、零の下す決断とは?死闘の果てに傷ついた零が失い、最後に手にするものとは…