
ロックンローラー・内田裕也(73)を審査委員長に迎え、23日都内でチョコレートバー「スニッカーズ」(マース ジャパン リミテッド)主催の「謝罪会見グランプリ」が行われ、あやまん監督、間川清弁護士らが審査員を、お笑いコンビ『2丁拳銃』の川谷修士(38)、小堀裕之(38)が司会を務めた。
「ハラが減っているキミは、いつものキミじゃない。」をコンセプトに、第一弾CMでは、お腹が空きすぎた生徒が沢尻エリカになり、「別に」と自虐のセリフをいう「サッカー」篇が話題になった。第二弾として、やはりお腹が空いた吹奏楽部の生徒が、内田裕也になるというTVCMを現在放送中だ。
その関係で今回、審査委員長に内田を迎え、不機嫌な態度を取って仲間の輪を乱してしまうなど、いつもの自分と違う態度を取ってしまったことをスペシャルサイト上で募集。選考の結果、突破した11組みが「謝罪会見」を行い、エピソードとパフォーマンスでグランプリを決定するというイベントを開催。
マイクがたくさん置かれた演台、フラッシュがパシャパシャとたかれ、「オォォー」というリアクションも入る効果音など、本物の「謝罪会見」さながらな雰囲気の中、一組一組登壇しては、練りに練った「謝罪」パフォーマンスを競った。

1、「彼女へのプレゼントを、お金がないからと拾った石ころを“パワーストーン”と嘘ついて渡した男性」
2、「自分の洋服でいっぱいになったため、夫の洋服を秘かに捨てる主婦」
3、「女性のふりして友人にメールし続け、告白されたら勝ちという賭けをし、見事に勝利した男性」
4、「柔道部の先生との約束を果たせず大会で全敗した山形大学の部員」
5、「中学時代、同級生の給食に出たアジフライにおしっこを引っ掛けて食べさせた男子生徒たち」
6、「学生時代に読書感想文をインターネットの記事から盗用してしまった女性」
7、「両親のスネをかじり続けている無気力男性」
8、「いじめに遭っていた同級生が好きだったのに、助けてあげられずに逆にいじめに加担してしまい後悔していた男性」
9、「自分の痩せたい部分だけを長時間、ハードにレッスンしてしまうダンス講師」
10、「イベントでオチを言えずに、ズルズルになった父娘」
11、「ホームレスなため会社に残業したいといって、毎晩泊まる男性」
など、濃すぎるキャラクターたちが続々登場。
謝罪会見の間には、2丁拳銃の小堀とあやまん監督との謝罪コントが行われ、ファミレスで客にジュースをこぼしてしまったウエイトレスの謝罪の仕方や、浮気がばれたときの妻への謝罪の仕方を披露。
あやまん監督の得意の下ネタ連発に、会場の観客は大爆笑。しかし、下ネタが嫌いな内田は、「俺、ノーコメント」と一蹴。
全員の「謝罪会見」が終了した後、生まれて初めて審査委員長をやった内田は、「不思議な一夜だった。今の日本の若者が、いかにお笑いに影響を受けているか。社会勉強になって面白かった。すごいなと思って唖然として見ていました」と、楽しんだ様子だった。
「謝罪内容」「誠実度」「パフォーマンス度」「エンターテインメント性」などの個別要素を元に審査結果が発表された。
グランプリは、勤務するダンススクールで、「自分の痩せたい部分だけを長時間、ハードにレッスンしてしまうダンス講師」の東京都の熊谷珠美さんと、ダンサー仲間の樫谷桃佳さんに決定。。話の内容もさることながら、キレのある“謝罪ダンス”を披露し、賞金100万円とスニッカーズ1年分が贈呈された。

総評として内田は、「謝罪だけではなく現代風なブレイクダンスのスタイルをやるなど、なかなかアイデアがある。うまいよね、みんな」と舌を巻いていた。
他には、「柔道部の先生との約束を果たせず大会で全敗した山形大学の部員」の高速土下座に「ベスト裕也賞」として、賞金10万円、スニッカーズ1年分に加え、内田と同じサングラスがプレゼントされた。
「両親のスネをかじり続けている無気力男性」のバリカンで頭を丸めたパフォーマンスに「ベストパフォーマンス賞」が、「中学時代、同級生の給食出たアジフライにおしっこを引っ掛けて食べさせた男子生徒」に「ベスト視聴者賞」が送られた。
スニッカーズオフィシャルサイトでは、12月上旬にこの模様を配信する予定となっているのでお楽しみに。











