お笑いコンビ『平成ノブシコブシ』吉村崇(31)と『ダイノジ』大地洋輔(39)が25日、東京のワーナー・マイカル・シネマズ板橋で主演映画『ラブポリス?ニート達の挽歌?』(監督:坂田佳弘/配給:ジョリー・ロジャー)初日舞台あいさつに、坂田監督とともに大地の相方・大谷ノブ彦(39)が登場しMCを務めた。
モテない、金ない、仕事ないの三重苦ニートのアキオ(吉村)とトオル(大地)が、女性を裏切り捨てた男に復讐代行するために『ラブポリス』というサイトを立ち上げ活動することに。失恋直後の女は落としやすいというあわよくばという下心…もとい正義感で突き進んでいく、クスリと笑えて元気が出るコメディータッチの作品だ。『第3回沖縄国際映画祭出品作品』となっており、台風の目になるのか注目も集まる作品。
シックな黒めのスーツ姿の吉村と、ピンクスーツの大地。まずは吉村から、「ようやくこの日を迎え感極まっております」と、あいさつがあったが、「この会場に来る途中、子供から『設楽だ!』と言われました。『バナナマン』が来ていると思われてます」と、さっそくボケをかまし、会場の空気を温める。
映画は昨年2月に8日間という強行スケジュールで撮影。吉村は大阪の舞台も途中あったため、34時間ぶっ通しで撮ったりもしていたそうだが、坂田監督は、「最初はスベリ気味でしたけど、意外とウケてたかな」と、出来には満足しているよう。
モテることがテーマなため、「モテたいときはどうする?」と、尋ねられた吉村は、「欲深いので、手紙をもらって番号が書いてあったらかける。元々モテなかったので自分から声をかけないですね」と、受け身なのだとか。すでに1児の父で妻帯者の大地も答えようとすると、大谷から「奥さんに隠れてコンパするときにいつも指輪にキスしてるんです」という一面を暴露され大焦りだ。
ちなみに、先日、お笑いタレント・渡辺直美(24)とイイ仲と報じられたりした吉村は、「このせいで、直美はツイッターをやめることになった。冗談が通じてない」と言いつつも、「直美からバレンタインにチョコはもらえなかった。好きな人ができたって言ってた」と、明かすことに。
さらに、来月のホワイトデーに話が向くと、吉村は、「特定の人はいないのでデリヘルを呼ぼうかな」と、つぶやいたが、吉村のことが好きという女性ファンから公開で手紙を渡されると、「遊びますよ。俺は遊びますよ!」と、言いつつもにやける一幕も。
ほかにも、吉村と大地による恋のお悩み相談コーナーが開かれ、「芸人が好きになりました」との悩みが寄せられると、坂田監督と3人で「止めた方がいいと思います」と、即答したが、大地は、「売れなかったら支えないといけないし、娘がいるから思いますけど、まともな人にしてほしい。かみさんにも苦労をかけたし、借金したし」と、リアルな実例を挙げていた。
また、同作はピースの綾部祐二(34)主演の青春ムービー『TSY タイムスリップヤンキー』(監督:中川通成/配給:ジョリー・ロジャー)と同所での動員数を争うこととなったが、大谷から「『ラブポリス』の僅差での負けですね」と、敗戦が伝えられると、吉村は、「参りましたねこれは」と、がっくりと膝を地面につく。この罰として、『TSY』の前売りチケットを100枚購入することとなった吉村は、「13万円(1300円×100枚)の出費ですか」と、しょんぼり。それでもあす26日に同所でまた舞台あいさつをするため、綾部に一矢報いられるのかに期待がかかることとなった。
本作は25日より、ワーナー・マイカル・シネマズ板橋ほか全国順次ロードショー!
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