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氷川きよし 演歌界のプリンスから“帝王”へ野望!紅白に思うところで「ぶっちゃけていいですか?」

 『第64回 NHK紅白歌合戦』のリハーサルが29日、東京・渋谷NHKホールで開かれ、白組出場の歌手・氷川きよし(36)が登場した。

 今年、『第46回日本有線大賞』で史上初となる8度目の大賞受賞を果たすなど、ますます勢いに乗る氷川。14回目の紅白では『満天の瞳』で場内を“星”の世界に誘う演出となる。

 リハーサル後に囲み会見を開いた氷川は14連続出場へ「デビューから毎年出させて頂いて、来年で歌手生活が15周年になりますけど、毎年こう、出させて頂くということはすごく嬉しいですし、出させて頂くということは、また来年も出させて頂けるように頑張ろうという気持ちになりますね。特別ですね。世界にも映ってるというのはすごいですし。海外の友達も海外で紅白見てるよと言われるので」と、前を見据える。

 「愛する福岡のみなさんにも観てほしい」という氷川だが、歌唱へは「2コーラス目が歌えないんです。ワンハーフで」と少々思うところがあるようで「ぶっちゃけていいですか?」と前置きすると、「2番の歌詞は僕が伝えたいところなんです。『♪何度変わってもあなたの子供に生まれたい 胸に優しく抱かれながらそっと眠りたい』のところを歌いたいんですけど、尺があるので残念なんです」と、心残りがあるという。

 今年伝えたいことは「愛されるよりも愛さなきゃいけないということを感じてもらえるような歌唱にしたいですね。どうしても、人間ってこう愛されたいと思いますけど、愛することも恋愛だけじゃなくて大切だと思うんです。そういうことを伝えられたら」とのメッセージを込めるという。

 衣装については、「自分で言うのもおこがましいんですが…」と、はにかみつつ、「みなさんに演歌界のプリンスと呼ばれているので、プリンスっぽく『THE プリンス』という感じの衣装で、僕も楽しいんですけど、プリンスを満喫させて頂こうと思っています」と、説明。

 続けて、「いつかプリンスから“帝王”になれるように頑張りたいと思います」と、“野望”を挙げ、「前に黒柳徹子さんの『徹子の部屋』に出演させていただいたときに、『演歌界の帝王、氷川きよしさんです』とおっしゃられたことがあって、いや、まだ帝王になれてないから、いつかという思いがあるんです。歌っていって」と、エピソードを交えて明かしていた。

 また、歌手・北島三郎(77)が今回の紅白歌合戦をもって卒業となるが、「(歌唱する)『まつり』は楽しみですね。日本人のDNAに入っているお祭り魂とかテンション上がりますね。今年も盛り上がりたい」と、心を弾ませつつ、毎年、紅白オープニングで北島の手を取って歩いていることへは、「今年はセットがどうなるかまだ分からなくて、階段がないと聞いているんです。でも、楽しみですね。北島先生ですので手を洗えないです」と、語っていた。

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