俳優の佐藤健（24）が25日、都内でスペシャルBOOK＆DVD発売記念トークショーを行った。
佐藤が2007年から『週刊TVガイド』（東京ニュース通信社）で6年半にわたり連載中のコラム『タケルモード』がファン待望の3冊の本になって登場。新たに撮りおろしのグラビア＆インタビューを加え『6 1/2〜2007-2013 佐藤健の6年半〜』として11月29日から3週連続リリースする。さらに昨年発売し大好評だった日めくりカレンダーの2014年版『佐藤めくる』第2弾と、女優・綾瀬はるかとのダブル主演が話題となった『リアル 〜完全なる首長竜の日〜』（アミューズソフトエンタテインメント）も12月18日よりはDVD＆Blu-rayで発売される。
軽快なトークで笑いを誘った佐藤は、登場した6枚の等身大パネルに「電王の時は毎日自転車で駅まで行って、電車で埼玉から通ってました」としみじみ。昨年出演した映画『るろうに剣心』は現在続編の製作中ということで「言えないこと多いんですけど、もっと“人斬り”の目になってますよ」と明かした。
同連載では料理にも挑戦しているが「家ではまったく料理しないです。人生の料理の85％はTVガイドさんの連載。10％がバラエティ、5%が調理実習。こだわったら止まらないと思うので、目を背けているんです」と笑いながら「一人だと料理やらないかな。ルームシェアとかするとやるかも？ （三浦）春馬と住んだら？ やらないな」と笑いを誘った。
久しぶりのイベントということで会場からはイベント終了を惜しむ声も。ファンからの「“タケルフェス”やって！」というリクエストに「ぜひ何か機会を設けたい」と明言。「皆さんに支えられて仕事できてきたんだなと改めて感じます。まだ6年半、小学校を卒業したぐらい。これから中学、高校、大学といろんなことにチャレンジしていきたい」と意気込んだ。
報道陣による囲み会見では「ファンの方に直接お会いして、ホッとしました。温かいですね」とニッコリ。「最初のころの写真はちょっと恥ずかしいですね。6年前は若かったな〜」としんみり語り、「やる時は100％全力出してやっているので、気づいたら今という感じ。どういうふうに成長したという実感はあまりないですね」と話した。
様々な髪型にチャレンジた歳月だが、佐藤は「僕はイメージを変えていきたいタイプ。180度変えて前のイメージをどんどんぶち壊していきたいタイプですね」。6年半前は「白色」と答えたいたが、報道陣から「改めて、今は何色？」と質問されると「今は赤茶色です。ほのかに高揚している感じ…剣心の色なんですけど」と笑った。
今後の活動を聞かれると「今はコメディがやりたいです。特殊メイクで人っぽくない役とかやってみたい」と話し「30歳になったら、その時にやりたいと思うことをできている30歳になってみたいです」と堅実に語った。
また、「6年前の自分にメッセージを」と聞かれると「乾燥には気をつけろ。手洗い、うがい、ソファで寝るな。結構風邪を引いたりしたので…」と苦笑い。クリスマスの予定は「友達と一緒にいると思う。ラブな話？ ないですね。あればいいんですが」と落ち着いて語っていた。
