ベッキー♪♯ お台場で熱唱！ダンス大会優勝の妹との共演を熱望

　アーティストのベッキー♪♯(28)が5日、東京・お台場のZepp Diver City TOKYOで、『カーボン・オフセット メッセージライブ 2013』を行った。

　環境省は、温室効果ガスの削減を目的とした『カーボン・オフセット』活動を一般人に認知・理解してもらうために、身近に体験・参加できて、被災地支援につながるライブイベントを開催。今夜限りのプレミアムライブには、専用WEBから応募して、当選した1000人が無料招待され、本イベントの趣旨に賛同したベッキーが、真っ赤な衣装で登場した。

　のっけから「お台場の皆さん、盛り上がっていきましょー！」と、持ち前の明るさで観客をあおったベッキー♪♯だったが、1曲目の「ヤルキスイッチ」から歌詞を忘れてしまうハプニング。歌い終わってから、「1曲目から間違えた～！ 悔しか～！」と、なぜか九州の方言で悔しがった。

　MCで「きょうはメッセージ性のあるイベントなので、人を思う優しい歌や、自然の大切さを歌っている曲を歌っていきたい」と宣言し、その後は観客が手を上げて右、左に大きく振る「風のしらべ」や、『スピッツ』の「チェリー」、中島みゆきの「時代」といったカバー曲をアコースティックバージョンで披露。

　自身が作詞したバラード「冬空のLove Song」では、しっとりと聴かせ、『GReeeeN』とのコラボ曲「GOOD LUCKY!!!!!」では、振り付けをレクチャーし、観客と一体となって盛り上げた。

　アンコールではピンクの上着、ジーンズ姿に着替え、新曲「MY FRIEND～ありがとう～」と、ベッキー♪♯と観客も一緒にタオルを振り回す「ブルバ」を歌い上げ、全10曲を熱唱。

　その後のトークでは、「『カーボン・オフセット』のことも知っていたし、被災地の復興支援も取り組んでいたけど、それが一緒になったイベントってなかなかなかったから、参加できて嬉しいです」と、今回のイベントに賛同した経緯を明かす。

　普段の生活でも、「東日本大震災を境に、より気をつけるようになった。スイッチのオン・オフもそうだけど、口紅をとるとき、ティッシュの使う分だけちぎって使っています。くしゃみのときたくさんティッシュを使う人を見ると、やめてよ～とか思う」と、CO2を削減するために励んでいることを語った。

　被災地への復興支援についても、「支援物資を送ったり、足を運んだり、番組を通して、自然発生してしまった野良犬たちを保護したり、いろいろさせてもらっています。父も母も積極的に復興支援しているので、動かない理由はないないというか、いてもたってもいられなかった」と、尽力している。

　参加者が500円を払い、動物の絵柄スタンプを押して参加したワークショップのオリジナル横断幕が壇上に持ち込まれ、ベッキー♪♯がリスのスタンプを押し、「みんなで心一つ！」のメッセージを書き込み、横断幕が完成。1000人の観客とともに記念撮影も行った。

　囲みでは、妹で、ロサンゼルスを拠点に活動しているダンサー・ジェシカさん(27)が先月、米国のダンスバトル大会で優勝したことについて聞かれ、「たくさんのメディアの方々に取り上げていただいて、ありがとうございます。私もびっくり。上手いとは思ってたけど、そこまで上手かったんだ～って」と返答。

　現在、毎日連絡を取っているほど仲良しといい、「取材が殺到していて、ある番組さんは飛行機代も出すって言ってくれているので、近々来日しますよ。妹が頑張ってくれたおかげで、日本でまた会えるのが楽しみ」と、妹の来日を報告し、「私が窓口になってる(笑)。スケジュールを確認したり、マネージャーになっています」と苦笑い。今後、妹との共演については、「それは夢ですね。私のライブで、妹がダンサーを務めたり、振り付けをしてくれるのは大きな夢。叶えたいと思います」と、青写真を描いた。

　バレンタインも間近だが、「ノープランです。手作りはどうかな～？ 時間と体力があったら作るかもしれない」とし、報道陣に「そろそろ恋愛のほうも…」と突っ込まれるも、「そんな興味ないと思う」と、素っ気なく答えた。