大阪市北区のホテル『ザ・リッツ・カールトン大阪』がメニューと違う食材を使っていた問題について、オリオル・モンタル総支配人が26日記者会見を開いた。
これまで、中華料理レストランのクルマエビと表示された料理にブラックタイガーを使用したり、ルームサービスの「自家製パン」は外部製造だったことが明かされていたが、同日の会見では2006年4月から違う食材だったと発表。さらに、エビの問題は調査で今年7月22日に把握したが、約3ヶ月間公表しておらず、「しなくていいと思っていた」などと釈明したという。
27日付のサンケイスポーツ、スポーツニッポン、スポーツ報知各紙が報じており、公表遅れの経緯、料理名や価格などの質問がなされたが、再発防止の方が重要だということを理由に全てを公表しないままだったという。
モンタル総支配人は従業員について、「彼らは素晴らしいサービスを提供してくれている。知識不足によるミスはあったが、高い誇りは持ち続けたい」と、話したという。