「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編]叛逆の物語」90秒予告に6つの矛盾

　ついに今週末26日に公開を控えた『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編]叛逆の物語』の90秒予告編映像が公式ウェブサイトで解禁となり、そのなかに“続編”なのに繋がっていない、6つの矛盾が入っていることが、判明した。

　その6つの矛盾とは以下の通り。
　1：「円環の理」となったはずの鹿目まどかが、この世に実在している。
　補足：希望を願い魔法少女となった少女たちは、やがて絶望につつまれ魔女となる。そして魔法少女たちは魔女と戦う。鹿目まどかは、そんな残酷な連鎖を断ち切るために、その身を犠牲にして魔法少女たちの運命を解放し、その代償として「円環の理」とよばれる概念と化してしまったはず。だが、[新編]には、現実の世界にまどかの姿が…。

　2：魔女となったことで「円環の理」に導かれた美樹さやかが、この世に実在している。
　補足：絶望に包まれて魔女と化した美樹さやか。しかし、鹿目まどかの願いによって、彼女は円環の理に導かれて、もはや存在する者ではなくなったはず。だが、これまた[新編]には、現実の世界にさやかの姿が…。

　3：弓を武器にしたはずの暁美ほむらが、また盾を手にしている。
　補足：かつての暁美ほむらは時間遡行の魔法を司る盾を装備していた。しかし、鹿目まどかによって再構成された新しい世界ではその盾を失い、まどかの能力を継承するかたちで弓を手にしていたはず。だが、[新編]ではまた盾を装備している。

　4：魔獣と戦う運命の魔法少女たち。しかしその新たな敵はナイトメアとなっている。
　補足：まどかによって再構成された新たな世界。魔女の存在しないその世界で魔法少女たちが戦うのは、魔獣とよばれる新しい敵。[新編]では、魔法少女たちと魔獣との戦いが描かれるはず。だが、魔法少女たちが対峙するのは、ナイトメアというものたちだ。

　5：見滝原中学生ではない佐倉杏子が、その制服を着ている。
　補足：隣町からやってきた佐倉杏子は見滝原中学生ではない。そんな彼女が、見滝原中学の制服を着ている。それはいったい何を意味するのか。

　6：巴マミがお菓子の魔女を仲良く従えている。
　補足：魔法少女・巴マミはわずかに見せた隙をつかれ、お菓子の魔女に殺されてしまった。しかし、まどかによって再構成された新しい世界では、魔女そのものが存在しないために、彼女が何事もなかったかのように復活しているのは理解できる。だが、彼女が抱いている愛くるしい人形のようなもの、それはまさにお菓子の魔女では！

　この矛盾は一体どのように解決されるのだろうか？その答えは26日から公開の本作でご確認頂きたい。