俳優・山本裕典（25）、松下優也（23）が24日、東京・青山劇場で25日から初日を迎える舞台『私のホストちゃん』（脚本・演出：村上大樹）囲み会見を開き、俳優・貴水博之（44）、ダイアモンドユカ✡イ（51）、香寿たつき（47）、上鶴徹（24）、久保田秀敏（26）、平田裕一郎（27）とともに登場した。
Amebaのモバイルゲームとしてスタートしユーザー数45万人を超えた人気のコンテンツで、2011年10月に深夜ドラマ化もされた作品を鈴木おさ総合プロデュースで舞台化。臨場感と新キャストで送るオリジナルストーリーが展開される。公演では実際のホストクラブ同様、チケットや現場で販売されるグッズにポイントがつき、Web上で上演1部終了間際くらいまでの間、“お客様”からの指名ができるようになっており、その日のナンバー1ホストが決定。エンディング演出が変わる参加型舞台となる。
翌日に初日を迎えることに、山本は、「けいこが1ヶ月ちょっとありましたけど、足りないぐらい盛りだくさんなお芝居です。（演出で）お客さんとの絡みあいがあったりとか、最後は駆け足でした」と、ボリューム感あるものと明かすことに。
松下も「ある程度余裕持って楽しんでできるかなと思ったんですけど、いざ本番にあしたに控えてる状態でハラハラ、ドキドキです。やることも個々にいっぱいありますし、飽きずにいろいろできて、舞台ですけど、ライブ感のような気持ちです」と、うなずく。すると、ユカイが「松下くん、歌うまいよ！」と、褒めそやし、松下が笑みを浮かべる一幕も。
一方、ユカイは、「大阪弁をしゃべってるんや。わしが足を引っ張ってるけど、本番はやりまっせ！わしも大阪弁練習しまっせ」と、怪しい大阪弁で、共演者までも沸かせたり、香寿は、「イケメンに囲まれて毎日ハッピーです。女性のキャストの中で年長者なので、締めるところは締めていきたいです。結末がわからない舞台ですので、お客様にも楽しんで頂けると思いますし、私達も新鮮に楽しみたいと思っています」と、メッセージを寄せた。
現在の投票ランキングでは、山本が1位の公演が3公演、松下1位の公演が7公演と差が出ているため、元宝塚歌劇団の香寿からすると、「お2人を見てると宝塚時代のトップ2番手の感じの役が多かったので、宝塚と似てるなと思っています。最後にランキングがどうなるか、私自身も毎日ハラハラドキドキしていて、お2人に頑張ってほしいと思っています」とエール。そんな2人について貴水が「プライベートは2人とも仲がいいんです」と明かしたものの、松下は「いまは2人でバチバチなんで」と、火花を散らしている様子も見せた。
ランキングについて、話題が続き、松下は「1位になるかどうか気にするというよりも、自分が何位になった状態の演じ方をするのかという部分が気になるんですよ。2位と4位で全然違うので」と、いまだドキドキしているよう。
すると山本が、「中間発表が出て、初日は上鶴くんが1位で僕が2位だったんです。それで、初日のランキングでけいこしようとなって、上鶴くんが1位になっててイラっと来ました。絶対負けないのに！」と、悔しがったという思い出を。
その上鶴は、山本へ「だって、僕に負けたら芸能界を引退するんですよね？公言してましたよね」と、爆弾を投下！これに焦った山本は「上鶴くんはジュノンボーイの後輩なんです！それで現場のジョークで言ってただけです！」と釈明。しかし、上鶴は止まらず、「こういうときだけジョーク使うんすか？あのとき結構ガチトーンだったのに」と、あおりまくり収集がつかない状態で、焦ったのか山本は「普段の舞台はそんなに関係者を誘わないけど、今回は100人誘いました」と、内情を明かすことも。
そこに松下が助け舟を出し、「（山本が）芸能界を辞めないように、逆に投票する人が増えるかもしれないですよ。ここでそんな宣伝すると、（上鶴の）ランキング順位が損になりますよ」と、しっかり収めていた。続けて、松下は「公演になったら、この人好きとか、この人思ってたより少し違うなとかでポイントの投票先が変わる可能性がある。それが怖い」と、生の舞台の恐ろしさしみじみ語った。
最後に松下は、「本番始まってからやってる途中にランキングが気になると思いますけど、本番ステージにあがったときにどう観てくれるか楽しみです。歌もダンスもあって笑いもたくさん入ってくるので、ただその舞台を観てるだけというよりも、お客さんもホストクラブに来たライブ感覚で楽しめる舞台になると思います」と、コメントを。
山本からは、「形になってあしたやっと幕を開くということで、早くみんなに観てもらえたらなと思ってます。ここまできたらNO1目指しますけど、なれなくても座長としてみんなを引っ張っていけたら」と、PRしていた。
舞台『私のホストちゃん』は25日から11月4日まで同所にて上演！
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