歌手・小林幸子(59)、女優・萬田久子(55)、岩下志麻(72)、高橋恵子(58)、桃井かおり(62)が3日、東京・池袋サンシャインシティで開かれた『歴代ジュエリーベストドレッサー』表彰式に登場した。
日本最大の『国際宝飾展』で過去24年間にわたり表彰した『日本ジュエリーベストドレッサー賞』の歴代受賞者の中から、とくに人気のあり、今なおジュエリーのイメージリーダーとして活躍する女優を招いての表彰式となった。
まず、1番手で表彰された小林は1997年第8回で受賞。ピンクゴールドのネックレスを首につけてもらったほか、さまざまな宝石をプレゼントされたことに「こんなにたくさん頂いてよろしいんでしょうか。申し訳ないです」と、若干恐縮ぎみ。「本当に素晴らしい賞を頂き、恩師、古賀政男さんの弟子として50周年を迎えることができました。デビューした時に古賀先生が宝石のことを話してくださって、『宝石は綺麗とか美しいだけじゃないんだよ。パワーをもらえるんだよ』と教えたくださりました。宝石からパワーをもらって50周年、これを期にパワー、光を届けられるよう歌手として登りたいと思っております」と、スピーチ。
2番手の02年第13回受賞者の萬田はタンザナイトネックレスを首にかけてもらい、「女性に生まれてきてよかったという瞬間です。このメンバーの中で一番若くてこんなの初めてです。新人になったような気分です」とほかの4人を見回すと、これに苦笑い。
和装姿で登場した岩下は91年第2回と07年18回で受賞。ダイヤモンドリングをプレゼントされ「ジュエリーが大好きです。お着物にも合って心も弾みます。20代で母も一緒にジュエリーを身に付けてはしゃいでいました。母との思い出にもなっています」と、しみじみ。
七宝のペンダントを贈られた高橋は2013年度24回の受賞者となるが、「孫が4人いるのですが、小さくても宝石の価値は分かるんですね。2歳の女の子が私もしたいと目をキラキラさせていました。私は日常生活では宝石を付けることが少ないですがエレガントに過ごして行きたい」と、メッセージを寄せた。
04年度第15回受賞者の桃井は、「ほかのみなさんもおっしゃっていましたけど、宝石はいくつあっても嬉しいですね」と笑み。さらに、今年1月のイベントで米ロサンゼルス在住の日本人音楽プロデューサーの恋人がいることを明かしていたが、このことにも触れ「好きな人ができたんです…、今までもいなかったわけじゃないんですが(苦笑い)。今まで外国で『子供は?』『旦那は?』と聞かれて1個もない、いっぱいの宝石を持ってるけどと言って、分かって頂けていたんですけど」と、その状態から脱却したことをニッコリ報告。
続けて桃井は「彼はたぶんダイヤを買ってくれないと思いますので、このもらったものを1回(彼に)あげて、プレゼントされた気分になろうと思います」と、思いを語った。
降壇時には、桃井は報道陣から直撃され「結婚はされそうですか?」と尋ねられると、「ダイヤもらったら」と、笑みを浮かべその場を後にした。